真岡市に新たに開設される複合交流拠点施設「monaca」について

真岡市に誕生する複合交流拠点「monaca」

栃木県真岡市に、2025年1月25日、待望の新複合交流拠点施設「monaca（モナカ）」がオープンします。この施設の運営を受託したのは、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社（SDH）。SDHは、公共施設や学童保育、自治体の業務を幅広く手がける総合サービス企業です。この新たな複合施設も市民と地域の絆を深める重要な役割を果たすことを期待されています。

「monaca」の基本コンセプトは「遊ぶ・学ぶ・にぎわう」であり、子どもから高齢者まで幅広い世代が集う場所を目指しています。具体的には、図書館、子育て支援センター、地域交流センターという、3つの機能が統合されています。地域の皆様には、オープニングイベントとして市民協働型のプログラムも用意されており、地域の読み聞かせグループや高校・保育園のパフォーマンスが行われます。

SDHは、この施設の受託運営において4つの事業コンセプトを掲げています。
1. 学びの機会あふれる施設
2. 子育て支援と健康増進
3. 地域と産業が交わる機会の提供
4. 市民協働の場を創出

特に市民協働においては、地域団体との連携を強化し、真岡市民が参加できるイベントやワークショップが活発に行われることが期待されています。

施設の特徴と機能

「monaca」の総床面積は約7,145㎡で、3フロア構成になっており、各フロアには様々な機能が設けられています。1階は地域交流センターの機能を持ち、会議室やイベントスペースが完備されています。2階は子育て支援に特化したフロアで、親子が共に楽しむことのできる「もおかっ子フロア」として、多数の遊具や育児相談スペースが用意されています。そして3階には約20万冊の蔵書を誇る図書館があり、地域資料や自由に選ばれた本が用意されています。

また、施設内はフリーWi-Fiが利用でき、気軽に飲食も楽しめるデッキテラスも完備されています。さらに、赤ちゃん連れのファミリー向けの「赤ちゃんの駅」も設置されており、母親や父親が安心できる環境が整えられています。

「monaca」という名前には「真岡の真ん中」という意味が込められており、この施設が真岡市の中心部として賑わいを創出できるよう願いが込められています。

さいごに

オープニングイベントは2025年1月25日（土）、26日（日）の2日間にわたり、地域の方々と共に特別なプログラムが実施されます。SDHは、他地域での運営経験を生かしつつ、真岡市においても魅力的で便利なアットホームな複合施設として、多くの市民に利用されることを目指しています。「monaca」は市民の新たな学びと交流の場として、今後ますますの発展が期待されます。