日本の伝統工芸と現代のテクノロジーが共鳴する場として注目されている「Craft x Tech」が、第二弾となる「Craft x Tech Tokai Project」を2026年5月30日から6月2日まで、東京・九段のkudan houseで開催します。この展示は、東海地方の伝統工芸が国際的なクリエイターたちとのコラボレーションを通じて、新たな価値を創出する実験的なアートイベントです。
プロジェクトの背景
「Craft x Tech」は、アート&デザインスタジオTangentによって立ち上げられたプロジェクトで、ファウンダーの吉本英樹氏が中心となり、デザインキュレーターのマリア・クリスティーナ・ディデロがディレクターを務めています。本展の目的は、日本の工芸が持つ感性と技術を、現代の視点から再考し、未来に向けた新しい表現を探求することです。すでに2024年に行われた「Craft x Tech Tohoku Project」では、東北の伝統工芸とクリエイターとのコラボレーションが成功を収めました。
「Craft x Tech Tokai Project」は、伝統工芸を過去の遺産として見るのではなく、現在そして未来においてどのような価値を持つかを問い直す試みです。吉本英樹氏は、「本プロジェクトは、工芸を動的な営みとして捉え、時代に応じて更新されていくものであるべき」と語ります。工芸が時代に応じて変化し、継承されていく過程を尊重しながら、クリエイションの新しい可能性を探求しています。