神戸市に新たな物流拠点「サーガ神戸長田センター」がオープン

株式会社サーガは、兵庫県神戸市長田区に位置する新たな物流施設「サーガ神戸長田センター」において、テナントの募集を本格化させました。この物流センターは、2023年7月に開設されたもので、CBREインベストメントマネジメント・ジャパンと株式会社大林組との共同開発によって生まれました。具体的には、神戸長田物流センター東棟の一部区画を賃借しており、約3600坪の広さを誇ります。

このセンターの最大の特長は、兵庫県内での物流ネットワークを強化するための重要な拠点になり、製造業や通販事業者にとって有益なサービスを提供する点です。具体的なロケーションとしては、阪神高速3号神戸線の「湊川IC」から約1.8キロメートル、また「若宮IC」からは約2.0キロメートルの距離にあり、交通の便に優れています。これにより、近畿・中四国エリアをターゲットにした広域物流の推進が期待されます。

また、この「サーガ神戸長田センター」は神戸港からも約10キロメートルと、輸出入の貨物処理においても重要な役割を担います。物流業界において速やかな対応が求められる中、位置的な優位性は大きな利点です。

近年のサーガの動きとしては、2019年10月に開設した「神戸西センター」に続く新たな拠点の追加となります。これにより、兵庫県の湾岸エリアにおける事業基盤をさらに強化し、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。サーガは、これまで医療機器分野においても「サーガ大阪第三センター」での登録を行い、包括的な3PL（サード・パーティー・ロジスティクス）サービスの領域を拡大しています。

「サーガ神戸長田センター」では、高床式のバースや3.5トンの荷物用エレベーター、垂直搬送機などの充実した搬送設備を用意。各階の床荷重は1平方メートル当たり1.5トンとされており、施設の安全性も重視されています。これにより、各種商品や原材料のスムーズな搬送が可能になります。

さらに、サーガは物流だけでなく、物流コンサルティングやアウトソーシング、さらにはネットショップ支援業務まで手がけており、広範なサービスを提供しています。これにより、お客様は自社の業務に専念できる環境が整います。

株式会社サーガは、1984年に設立された企業で、本社は大阪市中央区にあります。資本金は5350万円を有し、今後もさらなる成長を目指しています。サーガへの問い合わせは、神戸営業所にて行うことができ、興味のある方はぜひ連絡してみてはいかがでしょうか。これからの「サーガ神戸長田センター」に期待が寄せられています。