ウイズコロナ時代の新たな障がい者雇用モデルが登場
近年、在宅勤務の普及が進む中、地方在住の障がい者が大都市圏の企業で新たに雇用される機会が増えています。特に、株式会社カラフィスはこの状況を利用し、障がい者の雇用を促進する新しいプラットフォームを提供しています。
カラフィスのサービスとは?
登録プロセス
カラフィスを利用したいと考える障がい者は、まず通所している就労支援施設を通じて登録することが必要です。登録時には次の3つのステップを踏むことになります:
- - 障がいに関する詳細や経歴を記載する登録票の記入
- - 18問の能力テスト(30分制限)
- - カラフィスの担当者とのオンライン面談(約30分)
これらのステップは全てWEB上で完結できるため、手軽に利用できます。
企業の登録とサポート
また、企業側もカラフィスに職域や労働条件を登録することが求められます。しかし、在宅でできる職域や労働条件の設定に困惑する企業も多いとみられています。そこで、カラフィスは企業に対してその設定をサポートし、柔軟な雇用環境を築く手助けを行います。
地域にとらわれない雇用の実現
カラフィスは、障がい者と企業両方のニーズを基にしたマッチングを行い、地域の枠を超えた新しい雇用スタイルを生み出しています。また、希望があれば、直接雇用に入る前に1週間程度のオンラインインターンシップを提供することも可能です。
三井代表の思い
株式会社カラフィスの代表、三井正義氏は前職で80名以上の地方障がい者を在宅で雇用した経験を持っています。彼の中で見えてきたのは、地方には事業を支えることができる優秀な人材が埋もれているという事実や、障がい者にとって在宅は快適かつ長期的な安定雇用に繋がる環境であるという点です。
多くの企業が障がい者の在宅勤務に関心を持ち見学にも訪れることが増えましたが、実際に導入に至るケースは稀でした。その主な理由は「在宅で任せる仕事が当社にはない」というものでした。しかし、コロナ禍によって在宅勤務は広く浸透し、今や多くの企業がこの形態への理解を深めつつあります。
新たな雇用機会の創造
カラフィスは現在、在宅勤務を希望する障がい者の登録を進めているほか、企業を集めて地域にとらわれない新たな障がい者雇用の実現に向けて邁進しています。今後も、この流れがさらに強まることで、より多くの障がい者に雇用の機会が提供されることを期待したいですね。
詳しい情報はカラフィスの公式サイトをご覧ください。
カラフィス