フットゴルフジャパンツアー2025、群馬での開催
最近、群馬県太田市の鳳凰ゴルフ倶楽部で、フットゴルフジャパンツアー2025の第14戦『第53回 SHIELDS OPEN』と第15戦『群馬 OPEN』が行われました。この大会は日本フットゴルフ協会が主催し、選手たちがその技を競い合いました。
10月11日(土)『第53回 SHIELDS OPEN』の結果
初日の土曜日は小雨がぱらつく中、選手たちは厳しいコンディションでプレーしました。しかし、男子カテゴリーでは立花友佑選手が圧巻のパフォーマンスで勝利を収めました。特にバック9では、10番と15番を除く全てのホールでバーディーを奪うなどの快挙を達成し、トータル10アンダーで2連勝を飾りました。
シニアカテゴリーでは、下田雅之選手が初優勝を果たしました。安定したスコアで2位の峯尾和延選手に2打差をつける見事なプレーを見せました。さらに女子カテゴリーでは、阿久津里奈選手が4アンダーで優勝し、シニア+カテゴリーでは工藤誠司選手が2オーバーでトップに立ちました。
10月12日(日)『群馬 OPEN』の結果
日曜日には、前日欠場していた加藤暖人選手が圧倒的なプレーを見せました。2イーグル、10バーディ、ノーボギーでトータル14アンダーを記録し、2位に2打差をつけての優勝です。
シニアカテゴリーでは、小林隼人選手が接戦の末、最終ホールでバーディを決め、劇的な勝利を手にしました。また、女子カテゴリーでは再び阿久津里奈選手が2アンダーで優勝、これで3大会連続勝利を達成しました。シニア+カテゴリーでも元サッカー日本代表の前田治選手が安定したプレーで勝利しました。
フットゴルフジャパンツアーの今後
フットゴルフジャパンツアー2025は残り2試合を迎えています。11月15日(土)16日(日)の『愛知新城カップ』と、12月13日(土)14日(日)の『ツアーチャンピオンシップ2025』が予定されています。これらの試合でも選手たちの熱戦に期待が高まります。
フットゴルフとは
フットゴルフは、サッカーとゴルフを組み合わせた新しい形のスポーツです。サッカーボールを用いて、ゴルフコースで9ホールまたは18ホールをラウンドします。2009年にルール化され、以降多くの国で楽しまれるようになっています。特にアメリカでは多数のコースが開設され、欧米中心に広がっている注目のスポーツです。日本でも一般社団法人日本フットゴルフ協会が設立され、国内大会が行われています。
今後のフットゴルフの発展にも目が離せません。将来的にはオリンピック競技としての正式採用を目指していますし、選手たちの活躍が国内外で注目されています。