富山県の次世代を担う子供たちの海洋環境問題への意識向上を目的とした取り組みとして、一般社団法人とやまミライラボは、小学校4年生全員に「きれいな海学習帳」を配布する贈呈式を行いました。
この学習帳は、子供たちが海のごみの発生源や海洋環境への影響について理解を深め、自分たちにできることを考えるきっかけとなる内容となっています。
贈呈式では、とやまミライラボの推進リーダーである中田彩氏が学習帳を富山県教育長である廣島伸一氏に手渡しました。
廣島教育長は「この学習帳を通じて、子供たちが海洋ごみの問題について学び、豊かな自然環境を次世代に引き継ぐことの大切さを理解してくれることを期待しています」と挨拶しました。
「きれいな海学習帳」は、夏休み前に全校生徒に配布され、子供たちの海洋環境問題への関心を高める教材として活用される予定です。
この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われています。
「CHANGE FOR THE BLUE」は、海洋ごみの問題を社会全体で解決していくことを目指し、産官学民が連携して様々な活動を行っています。
一般社団法人とやまミライラボは、今後も富山県の子どもたちの海洋環境教育に積極的に取り組んでいく予定です。