従業員ジャーニーマップ活用法でEXを進化させる
株式会社mctが提供する最新のホワイトペーパーは、従業員体験(EX)を可視化し、改善するための新たな手法「従業員ジャーニーマップ」を中心に据えています。企業が従業員満足度調査を行っている中、その実施が本音を引き出す上では限界があることが認識されています。そこでmctは、自社のフルリモート体制を利用したEX改善プロジェクトを行い、その結果をホワイトペーパーとして公開しました。ここでは、その取り組みと得られた知見をまとめます。
従業員満足度調査の限界
多くの企業が従業員エンゲージメントの重要性を認識し、満足度調査を実施していますが、その結果は単なるスコアに過ぎず、従業員の心情や文脈を掴むことはできません。このような状況から、mctは「自分たちが望む理想のEX」を問い直し、より深い理解を得るためのプロジェクトに取り組みました。
6ヶ月間のEX改善プロジェクト
1. 本音を引き出すための座談会
最初のステップでは、5名程度の小グループでの対面座談会を設計しました。グループの編成には経験年数や役職を考慮し、Miroを用いて議論を可視化しました。ここでは、案件活動やコミュニケーション、経験シェア、そしてありたい姿に関するテーマを深掘りしました。
2. 従業員インサイトの分析
次に、座談会で得られた意見をもとに、バラバラに見える課題を構造化しました。この過程では、特に「Fixed mindset」に関連する課題が明らかになりました。これにより、表面では見えなかった本当の問題が浮き彫りになりました。
3. 課題を施策に繋げるプロセス
最後に、得られた課題をどう解決に導くかを考えるプロセスに入りました。「How Might We?」ワークを通じ、ポジティブな問いに転換しました。その後、リーダーによる合宿を実施し、ビジョンの策定を行い、全社会議でビジョンを自分ごとにするためのワークショップを開催しました。具体的な施策も立ち上がり、その一環として「若手ディレクター育成プロジェクト」が開始されました。
重要な学び
このプロジェクトにおいて、以下の3つの学びが得られました。
1.
可視化の重要性: 異なる視点や体験を社員同士が理解するために、結果を見ながらの対話の場作りが重要です。
2.
対話の場作り: フルリモート環境では、意図的に対話の機会を設計することが本音を引き出すカギです。
3.
第三者の視点: 社内だけで課題に向き合う限界を感じる中で、外部ファシリテーターの活用も効果的です。
今後の展開
mctは、今回の知見をもとにクライアント企業へのEX改善支援サービスを強化し、さらなる実践を重ねる予定です。その成果は定期的に公開し、業界全体の理解を促進していきます。
ウェブサイトとダウンロード情報
詳細な内容は公式ブログにてご紹介しており、従業員ジャーニーマップについてのホワイトペーパーも無料でダウンロード可能です。リンクは
こちらです。
mctについて
株式会社mctは、CXとEXを統合的にデザインする東京と大阪に拠点を持つ組織デザインファームです。私たちは、人と組織が革新を促進し、自ら進化できるような構造をデザインしています。