新しい解析プラットフォーム
2025-11-05 12:26:45

カーブジェン、AI画像解析プラットフォームの新機能発表

カーブジェン、革新的なAIプラットフォームをリリース



カーブジェン株式会社は、最新のクラウドベースAI画像解析プラットフォーム「CarbConnect for Organizations」を公式に発表しました。これは、従来の個人向けCarbConnectをアップデートした新機能を搭載したもので、10カ国以上にわたる1万人超の登録ユーザーを持つ同社にとって、重要なステップアップと言えます。

組織向けの新たな一歩



このプラットフォームは、主に病院や大学、研究機関、そして製薬やバイオ企業等の法人向けに設計されています。具体的には、組織向けのID管理やアクセス制御、チームでのデータ共有、API連携、さらには安全なクラウドストレージが可能となります。これまで属人的な手法で行われていた画像解析フローを効率化し、データの安全性とスケーラビリティを向上させることを目的としています。

開発の背景



ライフサイエンス分野では、研究開発のスピードが求められています。成熟期に入った個人向けCarbConnectの利用者からのフィードバックを受け、チーム単位でのAI導入ニーズが高まっていることに着目したカーブジェンは、より大規模な環境での運用を実現すべく、特化した新プラットフォームを開発しました。この新しい基盤は、研究・開発の上流から下流まで、AIデータ解析や共有を統合的に支援します。

主な機能と特徴



「CarbConnect for Organizations」には、以下のような主要な機能が搭載されています:

  • - 組織管理・アクセス制御: 各メンバーの役割を設定し、安全にデータを共有するためのエンタープライズ管理パネルを備えています。
  • - AI分析制御・統合: 標準モジュールの利用制御や、独自開発したAIとの統合が可能です。
  • - リアルタイムコラボレーション: リモート環境でも画像上での注釈や同時編集が行え、専門家との相談もスムーズに実現します。
  • - 安全な画像管理: 強固なセキュリティプロトコルを採用し、全てのデータが安全に運用されます。
  • - AI開発支援ツール: チームによるラベリングやレビュー機能で、AIモデルの開発を効率的に行えます。

利用プラン


このサービスはクラウドSaaS形式で提供され、月額または年額のライセンス制度を採用しています。特にスモールチームや研究グループ向けに、月額30,000円(税込)から利用可能な「Basicプラン」も用意されています。利用形態や規模に応じて多様なプランが存在するため、柔軟な選択肢が魅力です。

今後の展望



カーブジェンは、「CarbConnect for Organizations」を活用し、様々なライフサイエンス分野においてDXやAIの実装を加速させる考えです。国際的な研究機関や病院ネットワークとの連携を深め、医療と産業のボーダーを越えたAIエコシステムの構築を目指しています。

カーブジェンのビジョン



同社は、プログラム医療機器(SaMD)の承認取得を通じ、ライフサイエンス領域における診断支援と効率的な研究の促進を目指しています。地域医療の格差や技術者の不足といった社会的課題にも真摯に取り組み、AI技術を駆使して未来の医療に貢献しようとしています。

成功に向けたラウンドが進む現在、カーブジェンは持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献する姿勢を示しており、医療現場への積極的なサポートを続けていくでしょう。


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会社情報

会社名
カーブジェン株式会社
住所
東京都渋谷区神南1-5-13
電話番号

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