海とサーフィンの未来
2021-10-26 12:30:01

海を愛するプロたちが立ち上げたNPO法人「サーフアンドシー」の未来

プロサーファーたちが海を守るために立ち上がる



海とサーフィンを心から愛するプロボディボーダーの大原沙莉選手と、プロサーファーの須田那月選手が新たな挑戦を始めました。2021年10月22日、大阪府大阪市に設立されたNPO法人「サーフアンドシー」は、彼女たちが中心となり、海とサーフィンの未来を支えるための活動を本格化させています。

このNPOの設立背景には、サーフィン女子世界大会を開催して以来、さまざまな環境保護活動を続けてきた「whitebuffalo」の取り組みがありました。代表理事の小池秀美氏をはじめとするメンバーは、海を愛する一心で環境美化やサーフィンの振興を目指すといいます。

環境保護を中心とした活動



「大好きな海とサーフィンの未来のために、いま私たちにできること」をテーマに掲げ、NPO法人ではさまざまな活動が行われます。具体的には、ビーチクリーンやアップサイクル、サーフィンの振興などです。この団体は、「環境美化」や「社会的取り組み」を通じて、サーフィンを愛する仲間たちが集う場所を提供し、積極的に行動していくことを目指しています。

特にビーチクリーン活動は、多くの人に参加される社会的なアクションとして進化しており、継続的な開催が期待されています。また、アップサイクル活動では、捨てられる運命にある廃材や資源を活かし、新たな価値を創出することにも取り組んでいます。

サーフィンをさらに広げる



サーフィンは、東京2020オリンピックから正式競技種目となり、注目を集めています。このNPO法人もその流れに乗り、世界で活躍する女子プロサーファーたちと共に、日本国内での世界大会の開催や競技サーフィンの振興を目指しています。男女格差の解消や選手の地位向上も重要な目的として掲げられています。

大原選手は、自らの経験を基に、「海に恩返しするための活動」を通じて、未来への道を切り開いていく意気込みを語りました。また、須田選手は海が抱えるゴミ問題に対して、行動できるきっかけを作り出すことを重視しています。

具体的なプログラム



「サーフアンドシー」では、一般参加できるビーチクリーン活動が定期的に行われています。この活動を通じて、海の大切さや活かし方について学べる場を提供し、参加者の意識を高めることを目指しています。シーグラスのアクセサリー製作や廃材を使った小物作りなどのワークショップも開催予定で、楽しみながら環境保護に貢献する機会を広げています。

また、NPO設立記念として、2021年11月11日には、神奈川県葉山町にてビーチクリーン活動とシーグラスアクセサリー制作ワークショップが行われます。このイベントでは、プロサーファーたちが集まり、参加者に海の大切さを伝える機会が設けられる予定です。

今後の展望



「サーフアンドシー」は、海や自然への愛情を深める活動を通じて、地域との連携や持続可能な社会の構築を目指しています。理事たちは、環境保護の重要性を広く伝え、多くの人々の参加を促していくことに意欲を燃やしています。海は私たちの宝物です。その未来を守るため、彼女たちの挑戦は続きます。

会社情報

会社名
NPO法人サーフアンドシー
住所
大阪府大阪市中央区南船場2-7-11心斎橋EPビル8F
電話番号
06-6260-5101

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