女子小学生の恋愛事情が明らかに
2022年8月に発足した「JS研究所」では、小学館が発行する『ぷっちぐみ』と『ちゃお』の読者を対象にした定期レポートが行われています。今回の調査では、ある特定のアンケートを通じて高学年女子小学生の恋愛事情について深掘りしていきます。
調査概要
調査は『ちゃお』2024年6月号に掲載されており、500名の高学年女子小学生が対象です。彼女たちの恋愛に関する考えや行動について、詳しく見ていきましょう。
好きな人がいる女子小学生
調査によると、51.2%の女子小学生が「好きな人がいる」と回答しました。「付き合ってはいない」と答えた子が42.2%、そして9.0%は「付き合っている」と答えています。この結果から、多くの小学生が恋愛への関心を持っていることが分かります。
恋愛のお相手の条件
続いて、「好きな人のタイプ」の質問に対して「優しい人」が最も多くの支持を得る結果となり、優しさが重視されている様子が伺えます。上位には「優しくて面白い人」や「優しくてイケメン」と続き、彼女たちの恋愛の基準が「優しさ」であることが強調されました。
キュンとする瞬間
また、「キュンとする好きな人の行動ランキング」では、1位が「笑顔・笑ったとき」、2位が「手をつなぐ」となっています。愛する人からの笑顔にときめく女子たちは多いようで、スキンシップに対する憧れも強く感じられます。
告白のあこがれ
興味深いことに、34.6%の女子小学生が「告白されたことがある」と答えています。この背景には、ストレートな表現を望む声もあります。「好きだと言ってもらいたい」という率直な期待が感じられる調査結果になっています。たとえば、「好き・好きだ・好きだよ」など、シンプルな言葉が上位を占めました。
理想のデート
さて、小学生たちの理想のデートについても伺いました。「遊園地で観覧車に乗る」という答えが最も多く、特に観覧車でのドキドキを楽しみたいという気持ちが伺えます。また、好きな人からもらいたいプレゼントの1位も「ネックレス」となり、さらに「おそろいのもの」を求める声も。これによって恋愛に対する憧れが一層強いことが分かります。
恋愛経験
話を続けて、25.0%の女子小学生が「好きな人と手をつないだことがある」と答えており、実際に手をつなぐ経験を持っている子が多いことも注目されます。また、少数ですが6.4%が「好きな人とキスしたことがある」との答えもあり、恋愛の一歩を踏み出している女性たちがいることが分かります。
編集長からのコメント
これらのデータを通じて、女子小学生たちが恋愛に強い関心を持ち、特別な感情を育てている様子が伝わってきます。同じ年頃の子供たちと話し合いながら、少しずつ恋愛について学んでいく姿がとても純粋で素敵だと思います。
JS研究所について
「JS研究所」は、児童向けの雑誌が発信するプロジェクトです。女子小学生の本音を探り、実態を理解することを目的としています。先日行われた調査は、小学生の心の動きや成長を反映したものとして、とても興味深い結果をもたらしました。今後もこの取り組みを通じて、子供たちの多様な声を引き出すプロジェクトを続けていくことが期待されます。
『ぷっちぐみ』と『ちゃお』では、今後も定期的にアンケートを行い、最新情報を発信し続けていく予定です。