2025年5月27日から31日まで、韓国・クミで開催される「クミ2025アジア陸上競技選手権大会」に出場する日本代表選手団が発表されました。本大会は、ワールドアスレティックス(WA)のワールドランキング規則に基づき、国内最高峰のセイコーゴールデングランプリよりも上位カテゴリーに位置づけられており、東京2025世界陸上競技選手権大会への出場権を獲得するための重要な機会となります。
選出された71名の選手の中には、男子110mハードルでパリ2024オリンピックに出場し、5位入賞を果たした村竹ラシッド(JAL)や、ブダペスト2023世界陸上の同種目で5位に入った泉谷駿介(住友電工)が含まれています。さらに、東京2025世界陸上男子20km競歩の代表に選ばれた吉川絢斗(サンベルクス)や女子35km競歩の梅野倖子(LOCOK)も活躍を期待されています。
注目の選手には、前回大会バンコクで金メダルを獲得した栁田大輝(東洋大学・100m)や、鵜澤飛羽(JAL・200m)、佐藤拳太郎(富士通・400m)、丸山優真(住友電工・十種競技)、さらには5000mの山本有真(積水化学)や走幅跳の秦澄美鈴(住友電工)、三段跳の森本麻里子(オリコ)など、各種目での強豪達が名を連ねています。
特に、男子800m日本記録保持者で、リマ2024 U20世界陸上競技選手権大会で銅メダルを獲得した落合晃(駒澤大学)や、女子800m日本記録保持者で同大会6位入賞の久保凛(東大阪大敬愛高校)など、シニアカテゴリーでは初の日本代表となる選手たちのパフォーマンスにも注目です。これにより、東京2025世界陸上に向けた道筋が一層明確になり、期待が高まっています。
大会の詳細は以下の通りです。
- - 大会名: クミ2025アジア陸上競技選手権大会
- - 大会期間: 2025年5月27日(火)~5月31日(土)
- - 開催場所: 韓国・クミ
日本代表選手団はそれぞれの専門種目で、アジアの舞台に挑むため全力を尽くします。これらの選手たちの姿は、今後の東京2025世界陸上に向けての大きな励みとなることでしょう。公式サイトでの選手一覧や大会情報も随時更新中です。選手たちの活躍を期待しましょう!
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