人口減少を乗り越える!山の共同よろず小屋建設プロジェクト
山梨県早川町は、日本で最も人口が少ない町です。約800人が暮らすこの町では、伝統的な山の暮らしが少しずつ失われつつありますが、地域の知恵や技術を持ち寄り、再生を図る新たなプロジェクトが始まります。それが、「山の共同よろず小屋」の建設計画です。
このプロジェクトは、古民家一棟貸し宿「月夜見山荘」と手打ち蕎麦の店「おすくに」を営む鞍打大輔さんと佳子さんが中心となり、地域と訪問者が共に学び、手を動かす場所を目指しています。
山の共同よろず小屋とは?
「山の共同よろず小屋」は、昼間は作業スペースや講演、交流の場として使用される約49.6平方メートルの木造平屋です。ここでは、地域の知恵や技術を伝承するためのコミュニティ活動や体験会が行われます。参加者は、古き良き農作業の技術や山菜、きのこ、狩猟など、生活に役立つスキルを学べます。
クラウドファンディングで資金調達
プロジェクトの資金募集は、2026年8月18日からCAMPFIREにて開始され、第一目標の1,000万円を目指しています。公開から24時間で45人が支援し、既に127万3,000円が集まりました。8月24日には支援者が88人となり、240万8,000円の支援が集まっています。全体の事業費は約2,000万円を見込んでおり、既存の建物解体費や設計費は自己資金で賄い、クラウドファンディングでは建設に必要な費用を確保する予定です。
地域の暮らしと自然を結ぶ活動
早川町では、高齢化と人口減少の影響で、昔のように多くの人が山に入ることが少なくなっています。そのため、鹿やイノシシといった野生動物が集落に近づく機会が増加し、独自の生態系が変化を見せています。このプロジェクトは、単に獣害対策をするのではなく、再び地域の人々が山と繋がり、日常の中で自然を意識する暮らしを再構築することを目指しています。
よろず小屋での具体的な活動
1.
狩猟採集に関する体験会
- 山菜やキノコの採取、渓流釣り、狩猟などを通じて山の恵みを体験。
2.
保存食・食品加工に関する体験会
- 蕎麦打ちや味噌作り、乾物の保存技術など、地域の食文化を学ぶ会。
3.
環境整備活動
- 集落周辺の手入れや、道や水路の維持といった作業を地域の人々と共同で行います。
4.
講演会や上映会
- 山の暮らしについての講演や、地域の文化を知る上映会で、参加者の交流を促進します。
鞍打大輔さんの思い
「私たちは、この地域で約30年間、山と共に生きる知恵を学んできました。それを後世に繋げるためには、地域の人と訪れる人が共に体験を通じて学び、関わりを持つことが重要です。この小屋が、山との新たな関わりを持つきっかけとなれば幸いです」と語る鞍打さん。
今後の予定
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クラウドファンディング開始: 2026年8月18日
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クラウドファンディング終了: 2026年10月15日
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既存建物の解体開始: 2026年12月
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共同よろず小屋の完成: 2027年中
この「山の共同よろず小屋」は、地域の文化を継承するだけでなく、訪れる人々にとっても貴重な学びの場となることを目指しています。これからの活動を楽しみに、支援を検討してみてはいかがでしょうか。