トランスコスモスがLINEヤフーの「Technology Partner」に認定される
東京都豊島区に本社を置くトランスコスモスオンラインコミュニケーションズ株式会社は、LINEヤフー株式会社が提供する「LINEヤフー Partner Program」において、2025年度の「Technology Partner」のコミュニケーション部門「Premier」に認定されました。これは特にマーケティングソリューションの導入や支援に特化したパートナーに与えられる名誉です。
「LINEヤフー Partner Program」とは
「LINEヤフー Partner Program」は、LINE及びYahoo! JAPANを効果的に活用し、マーケティングや顧客体験(CX)の課題解決を推進するために設けられたプログラムです。このプログラムには、以下の4つのカテゴリーがあります:
- - Sales Partner(広告代理店など)
- - Technology Partner(技術支援を行うパートナー)
- - Network Partner(広告ネットワークのパートナー)
- - Adtech Partner(広告の効果測定を行うパートナー)
トランスコスモスは、「Technology Partner」として特に優れたパートナーとして認定され、今後の業務においても期待されています。
志向される「Technology Partner」の役割
トランスコスモスが認定されることとなった「Technology Partner」に求められるのは、主にLINEの各種マーケティングソリューションやAPI関連サービスの技術的な支援です。この中には、LINE公式アカウント、LINE広告、LINEミニアプリなどが含まれ、特にコミュニケーション部門においては、要望に応じたツールの仕様を共有したり、LINEヤフーの仕様変更に適切に対応するスキルやリソースが求められます。求められる基準を満たすことで、特に優れたパートナーには「Premier」や「Advanced」などの称号が与えられます。
新しい展開とKANAMETOの機能拡充
今回の認定に伴い、トランスコスモスは今後、地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援し、行政と住民が快適に利用できるサービスを提供することを目指しています。特に、LINEを活用した行政のDXツール「KANAMETO」の機能を拡充することに力を入れています。
KANAMETOとは
「KANAMETO」はLINEを活用した行政のDXツールで、トランスコスモス、LINEヤフー、セールスフォース・ジャパンの合弁により開発されました。住民情報のセグメント配信や、防災情報の発信、QAチャットボットを通じて新型コロナウイルス関連の情報提供、さらには育児相談やマイナンバーカードの窓口予約、粗大ごみ収集のオンライン申請など、様々な住民サービスをデジタル化することが可能です。すでに250以上の地方自治体で利用されており、行政情報の配信やSNSでのカウンセリングなど、幅広い分野で活用されています。
今後のビジョン
トランスコスモスは、LINEとしてのプラットフォームとユーザー基盤を利用して、行政と住民の良好な関係づくりに向けた様々なソリューションを提供し続けることで、地域社会に貢献することを目指しています。この新たな「Technology Partner」の認定は、彼らが目指す未来への第一歩であり、今後の展開が注目されます。
詳細は
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