結婚と家族に関する意識調査の概要
株式会社クロス・マーケティングは、2026年4月に全国の18歳から79歳の男女を対象に「結婚・家族観に関する実態・意識調査」を実施しました。この調査は、ライフスタイルの変化を捉え、結婚や家族についての意見や配偶者との関係性、子どもを持つ気持ちなど、多角的な視点から分析したものです。
調査結果のポイント
1. 結婚と家族観に関する意見
調査結果では、家庭内のプライバシーの重要性が81%に達し、家族に対しても個々の空間を尊重する傾向が見られました。また、73%の人々は入籍後も結婚式の必要性を感じていないと答えています。このデータは、家族観が従来の価値観から変化してきていることを示しています。さらに、子どもを持つことに対する不安が多く、特に若年層から30代の間で顕著です。
2. 家族とのコミュニケーション
家族間のコミュニケーションに関しては、43%の回答者が日常的に挨拶を行なっており、何気ない会話を大切にする姿勢が見受けられます。さらに、70代は家族のグループチャットを利用する割合が高く、年齢によるコミュニケーションスタイルの違いも浮き彫りとなりました。
3. 配偶者への意見
配偶者に対する考え方では、83%の人々が「精神的に自立した関係でいたい」と答え、79%は「生涯添い遂げようと思う」との意向を示しました。特に若い世代では、結婚記念日を祝ったり、誕生日にプレゼントを贈る習慣が定着しているようです。
4. 配偶者と長く連れ添うために重視される点
調査によると、長く連れ添うために最も重要とされるのは「性格の相性」、「安定した経済力」、そして「話し合いで解決できること」の3点が挙げられています。特に女性では、経済力が重要視されがちであることもわかりました。
5. 結婚や子どもに対する意識
未婚者に結婚の意志について尋ねたところ、46%が結婚を望んでいる一方で、32%の回答者は今後結婚する気がないと述べています。18~29歳の層では、60%が結婚を希望するものの、行動を起こしていないことも示されました。
子どもを持つことに対する意見では、希望の割合が年々低下していることが報告されています。特に家庭を持つことへの不安が大きくなっており、昨年よりも「子どもが欲しい」という意向が減少しました。
まとめ
クロス・マーケティングの調査は、結婚や家族に関する意識の変化や価値観の変革を浮き彫りにしました。これからの時代、家族の在り方や結婚観がどのように変化していくのか、引き続き注目されるテーマです。エビデンスに基づいた理解が今後の政策や社会構造に影響を与えることが期待されます。