新しい形の観光体験が石巻で始まる
株式会社阪急交通社と株式会社ナビタイムジャパンは、東北地域のブルーツーリズムを推進するため、宮城県石巻市雄勝町の海岸地域を舞台にした体験型のツアー「海岸線の美術館」馆長と旅する、アート×ガストロノミー“海岸線のフルコース”を発表しました。このツアーは2025年11月2日(日)に開催され、2023年9月11日(木)から予約が受け付けられます。
ツアーの魅力
本ツアーは、石巻圏観光推進機構の支援を受け、募集型企画旅行として仙台を発着点にした日帰り旅行です。参加者は、当地の食材を用いた料理や漁業体験、さらには震災後に完成した巨大防潮堤に描かれたアート作品「海岸線の美術館」を鑑賞することができます。これにより、雄勝町の価値を掘り起こし、その地域経済が活性化されることを目指しています。
アートと食の融合
雄勝町は、2011年の東日本大震災を受けて建設された、高さ最大10メートル、全長約3.5キロメートルの防潮堤があります。この壁には、アーティストたちの手によって絵画が描かれ、町全体が「美術館」として生まれ変わろうとしています。本ツアーでは、その立ち上げから運営に携わっている館長、高橋窓太郎氏の解説を通じて、アート作品の背景や意義を深く理解することが可能です。
さらに、震災復興ボランティア後に石巻に移住した日本料理のシェフ、今村正輝氏が手掛ける特別コース料理も見逃せません。これは「生産者と共につくる」をテーマに、地元の食材を活かした料理が提供されます。お皿や器は、石巻で作られた伝統工芸品の雄勝硯を再利用し、地域の文化に浸ることができます。
ツアーの特徴と宿泊オプション
この日帰りプランに加えて、宿泊オプションも用意されており、参加者は地元の方々との交流の場を持つことができます。この機会を通じて、雄勝町やそのアート制作への理解を深めることができます。様々な体験が組み合わさり、訪れる人々にとって特別な思い出を提供することでしょう。
ブルーツーリズムの未来
南伊豆の美しい海岸線は旅行者に新たな体験をもたらしますが、阪急交通社とナビタイムジャパンは、今後もブルーツーリズムを通じて地域活性化に力を入れていく予定です。観光を通じた地域間の交流や、地域おこしに寄与する数々の取り組みが期待されています。
このツアーに関する詳細や申し込みは、以下のリンクをご確認ください:
ニッチャートラベルサイト
ツアーの概要については、以下の情報もご参照下さい。
- - ツアー名: «海岸線の美術館» 館長と旅する、アート×ガストロノミー“海岸線のフルコース”
- - 開催日: 2025年11月2日(日)
- - 交通手段: 貸切バス
- - 行程: 仙台駅8時集合、震災遺構の大川小学校見学、名振東漁港や大浜漁港でのアート鑑賞など
新たな観光スタイルとして注目されるブルーツーリズム、この体験型ツアーを通じて、雄勝町の奥深い魅力をぜひ体感してみてください。