小学生が楽しむ！おしごと体験イベントが大盛況

小学生が挑戦！おしごと体験イベント2025

2025年の夏、小田急沿線の7つのショッピングセンターと対象駅にて、特別な企画「キッズおしごと体験イベント2025」が開催されました。このイベントは、小学生にとって身近な“おしごと”を楽しく学べる貴重な体験の場を提供するもので、地域づくりの柱でもあります。

イベントの概要

実施期間は、2025年7月29日から8月27日まで。イベントには284名の参加が募集され、なんと約3,371名もの申し込みがありました。最大倍率は78倍を記録し、驚くべき人気を博しました。実施された体験メニューは97種類、全107枠に及びます。

本イベントは、2019年から続く取り組みで、地域との共生を目指す「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」というステートメントのもとで行われています。子どもたちの成長を促すだけでなく、地域への愛着も育むことを目的としています。

今年は、人気のカフェ店員や駅員、さらには「丸亀製麺」によるうどん職人体験や「横浜銀行」による金融教育プログラムなど、多岐にわたる新たな体験メニューを提供しました。子どもたちの好奇心を刺激するプログラムが多く、参加者はその楽しさを実感しました。

参加者の声と体験詳細

各施設での体験は、参加者の感想からも伺えます。例えば、本厚木ミロードでの駅員体験では、「次回小田急線を利用する際、違った目線で見られるかも」との声がありました。トロッコ808では「普段買っているフルーツがどう扱われるのか学べて楽しかった」との感想も寄せられました。

相模大野ステーションスクエアでは、手芸屋さんの体験を通じて「自分で裁断した生地をもらえるのが嬉しかった」とのフィードバックがあり、子どもたちの満足度の高さを伺わせました。また、ODAKEYU湘南GATEでのメガネ屋さんでは、「メガネができるまでの工程を知り、自分で体験できたことが貴重だった」との感想も見られました。

さらに、ビナウォークでの動物カフェ体験では、働くという視点から「動物に接する仕事がどれほど大変か実感できた」といった声があり、実際の職場での学びが多角的であることがうかがえます。

親御さんの反響

参加した保護者たちからは、子どもたちが「働くことの楽しさや難しさを感じることができた」とのコメントが多く寄せられました。「本物の仕事場での体験は、こどもたちの成長に大変有意義だ」との意見が多かったです。

今後の展望

小田急SCディベロップメントの代表者は、「今回のイベントを通じて多くの期待を実感し、地域の皆様と共に子どもたちの成長を応援する取り組みを続けていく」と力強く述べています。これからも新たな体験が提供され、さらに多くの子どもたちに“働くこと”の素晴らしさを伝える機会が増えることでしょう。

この取り組みが、子どもたちの未来にどのような影響を与えるか、非常に楽しみです。