次世代Linuxの選択肢、MIRACLE LINUX Meetupの魅力とは？

MIRACLE LINUX Meetup!! 開催のお知らせ

2021年12月16日（木）、オンラインで「MIRACLE LINUX Meetup!!」が開催されます。ここでは、次期バージョンである「MIRACLE LINUX 9」に関する開発計画およびリリース方針、そして今後のロードマップを中心にお話しします。このイベントは、特にCentOSを利用している企業にとって非常に重要な機会です。

CentOSの現状とMIRACLE LINUXの位置付け

CentOSは、Red Hat Enterprise Linux（RHEL）から派生したディストリビューションで多くの企業で使用されてきました。しかし、2020年末にCentOS Projectから発表された方針変更により、CentOS 8のメンテナンスサポートが2021年12月31日で終了することが決定しました。それにより、多くのユーザーが今後の選択肢を検討する必要に迫られています。

サイバートラスト株式会社は、CentOSのユーザーが安定した環境を継続して利用できるよう、2021年10月に「MIRACLE LINUX 8.4」を無償で公開しました。この新しいOSは、RHELと同じパッケージやバージョンを使用しており、CentOSと同様の感覚で利用することができるよう設計されています。

イベントの目玉とプログラム

今回の「MIRACLE LINUX Meetup!!」では、以下の内容が予定されています：
1. MIRACLE LINUXの歩みについて - 上席執行役員の伊東達雄氏がMIRACLE LINUXの歴史を紹介。
2. MIRACLE LINUX 9とユーザーフォーラムの開設 - OSSビジネス本部長、鈴木庸陛氏より最新情報をお届け。
3. リリース方針とロードマップ - OSS技術本部長、吉田淳氏が今後の展望を語ります。
4. ユーザー事例 - ソフトバンク株式会社から、CentOSからの移行ヒストリーが紹介され、実際の運用に役立つ情報が共有されます。
5. 技術セッション - RHELやCentOSなどの歴史とMIRACLE LINUXの未来について、Linuxエバンジェリストの弦本春樹氏が専門知識を提供。