Zept代表・榎公志氏がAI活用の重要性を語るラジオ番組
兵庫県姫路市に本社を構えるZept株式会社の代表取締役、榎公志氏がインターネットラジオ「ゆめのたね放送局」の『にこにこフリークエンシー!!』に出演しました。放送は2026年10月1日、パーソナリティの大きたよしこ氏とともにお届けされました。この放送では、AI活用における企業の役割や課題、地方中小企業が直面しているさまざまな問題についての議論が展開されました。
Zeptのアプローチ:AI活用の伴走支援
榎氏は、Zeptの取組みを「AIを導入して終わりではなく、実際に社内で使われ、利益につながるところまでサポートする会社」と定義しました。多くの経営者が抱える「便利そうだが何に使うか分からない」「社員に使わせたいがルールやセキュリティが不安」といった悩みに対して、Zeptでは会社業務の流れを見直し、AI活用の可能性を探ります。
具体的には、業務の整理を行い、AI研修や顧問、AIエージェントの構築まで一貫したサポートを提供しています。このプロセスを通じて、企業が抱える課題を明確化し、実効的なAI導入につなげる取り組みが紹介されました。
アンパンマン経営の実践
もう一人のゲスト、水田耕運氏は「アンパンマン経営」という概念を紹介しました。この考えは、「何のために生まれ、何をして生きるのか」といったメッセージを企業経営に転用するもので、経営者がどのような意義を持って事業を行っているのかを考えることが重要だと訴えました。榎氏もこれに賛同し、「AIの導入は誰を幸せにするのかを考えることが肝要」と強調しました。
このように、技術にのみ焦点を当てるのではなく、AIを導入する目的が明確であることが、企業の成長へとつながると述べました。新たな技術を選択する際には、その技術が解決するべき具体的な課題を見極める必要があります。
AIによって人にできる仕事を増やす
榎氏は、AIの導入が「人の仕事を奪うもの」という誤解を払拭し、「人にしかできない仕事を増やす」ための手助けが本来の目的であると語りました。地方中小企業では人手不足が深刻化しており、事業承継に関する問題も発生しています。AIを導入することで、少人数でも価値を生み出せる企業の構築が可能になると期待されています。
この問題を解決するためには、業務内容を整理し、特定の社員に依存せずに知識や作業を共有することが求められます。榎氏が語った「人にしかできない仕事の重要性」は、単なる効率化ではなく、社員が本来の業務に集中できる環境作りにもつながります。
これからの取り組み
榎氏は、今後も地域経済の発展に貢献するため、AIを経営に取り入れるセミナーや研修を続けていくことを約束しました。また、取り組みの根底には技術的な側面だけでなく、それによって人々にどのような価値を提供できるのかという視点が重要であると再確認しました。
Zept株式会社は、兵庫県姫路市を拠点に、中小企業へのAI活用支援を展開しており、今後も新部門の設立を通じて実証プロジェクトに取り組む予定です。このような取り組みは、地域の技術革新を促すだけでなく、働く人々にとっても本質的な価値を提供するものとなるでしょう。