秋の味噌を楽しむ！新大阪ステーションで特別ディナーが登場

大阪市淀川区に位置するコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションでは、2025年9月1日から11月30日までの期間、ロビー階にあるレストラン「Dining & Bar LAVAROCK」で、特別な秋限定ディナーコース「MISO ADDICT」を提供します。このディナーは、ホテルが10周年を迎えることを記念し、日本の伝統的な味噌を使った料理の数々を楽しむことができる特別な機会です。

このコースでは、日本の食文化に欠かせない「味噌」に焦点を当てています。特に、地元大阪で生味噌を作る「糀屋雨風」の選りすぐりの味噌を使用し、アメリカン料理との新しい融合を楽しむことができます。

メニューの魅力

前菜:

前菜には、串向きで提供される鰹のレアグリルと焼き野菜を用意しています。この皿は、堺の生味噌とバルサミコソースで味付けされ、豊かな風味が堪能できます。さらに、胡桃のローストとグリーンオリーブを添え、田楽風に仕上げました。

スープ:

スープは、「糀ぎょうさん生味噌」を使用したフォアグラを、根菜のタルトに仕立てて提供。そこにコンソメスープを注ぐことで、タルトの旨味が引き出される特別な一品です。このスープは、味噌の香りが広がり、食欲をそそります。

魚料理:

魚料理には、カダイフで揚げたノルウェーサーモンを用意しています。味噌ソースには玄米味噌を使用し、アンチョビと共にグリルされたかぼちゃや有馬山椒が添えられ、味わい深い組み合わせが楽しめます。

メイン:

メインディッシュは、岐阜県の朴葉焼きにインスパイアを受けた、大阪産のなにわ黒牛を「麦生味噌」で漬け込み、朴葉でスモークした一品。この肉は、味噌のコクと旨みに包まれており、一口ごとにその芳醇な味わいが広がります。

デザート:

デザートには、秋の果実を用いたグラティネに「糀ぎょうさん生味噌」を隠し味に加えたサバイヨンとミルクジェラートを組み合わせた一皿が登場します。これにより、味噌のユニークな使い方を感じることができ、食後の締めに相応しいなめらかな口当たりが楽しめます。

新しい味の発見

シェフの小川雄平氏は、日本の食文化における味噌の重要性を語り、その革新性を追求しています。味噌を単なる調味料としてだけでなく、様々な料理やデザートに活用することで、新たな認識を生む機会となることを願っています。また、開業10周年を機に、地元の伝統を大切にしつつ次世代に引き継いでいく気持ちを表現しています。