再生可能エネルギーの拡大
2025-04-14 10:31:58

メニコンと中部電力ミライズが進める再生可能エネルギーの取り組み

メニコンと中部電力ミライズが進める再生可能エネルギーの取り組み



株式会社メニコンと中部電力ミライズ株式会社は、2025年に向けて新しい契約を締結しました。この契約は、メニコン専用の太陽光発電所を利用したオフサイトPPAサービスの導入を含みます。これは、中部電力ミライズが岐阜県内に設置する太陽光発電所から生成される電力をメニコンの工場で供給するものです。

この太陽光発電所の合計出力は約980kWで、年間の想定発電量は110万kWhに達すると見込まれています。メニコンは、契約の期間中、すなわち20年間にわたって安定した形で再生可能エネルギーを調達することが可能となり、持続可能な社会への貢献に寄与します。

このサービスの開始は2025年6月を予定しており、それに先立ってメニコンの各務原工場と関工場では、2024年11月から中部電力ミライズが提供する「ぎふ清流Greenでんき」を100%導入しています。これにより、メニコンは再エネ化されている電気の一部を、自社専用の太陽光発電所からの電気に切り替えることで、更なる再エネの「追加性」に寄与することが期待されています。

さらに、メニコンのグループ会社であるアルファコーポレーションも、中部電力ミライズが提供する「信州Greenでんき」を伊那事業所にて100%導入することが決定しました。これにより、メニコンの関連施設におけるすべての電力が再エネ由来となり、合計で年間約9,000トンのCO2排出量削減が見込まれています。

メニコンと中部電力ミライズは、今後とも再生可能エネルギーを利用することで、脱炭素社会の実現に寄与する姿勢を持ち続けています。オフサイトPPAサービスは、敷地外に設置された太陽光発電設備からの電源を利用し、発電された電力を他の施設に供給する方式です。

この革新的な取り組みは、単にクリーンエネルギーを使用するだけでなく、地域経済にも貢献する可能性を秘めています。岐阜県や長野県の再生可能エネルギーの利用促進は、地方自治体にとっても重要な課題であり、このプロジェクトは新たなモデルケースとして注目されています。

また、中部電力ミライズの「みんなで脱炭素プロジェクト」も、企業や地域社会が一体となって再エネを活用し、脱炭素社会への移行を推進することを目指しています。こうしたプロジェクトに参加することは、企業が持続可能な発展に寄与する重要な一歩です。

メニコンと中部電力ミライズは、今後もさらなる連携を深めていく方針を掲げ、共に新しい時代のエネルギーソリューションの確立に取り組んでいきます。これから様々な形での再生可能エネルギーの活用が進む中、企業の責任ある行動が求められています。この契約が示すように、環境への配慮は企業活動の中でますます重要な要素となってきています。

以上の取り組みを通じて、メニコンと中部電力ミライズは、持続可能な社会の実現に向けた一歩を刻んでいます。再生可能エネルギーの導入は、ただ電力を供給するだけではなく、将来への投資とも言えるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社メニコン
住所
愛知県名古屋市中区葵3ー21ー19
電話番号
052-935-1187

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