OKI、ServiceNowとの戦略合意でコンタクトセンター市場に新風
株式会社OKIソフトウェア(OSK)が、2024年10月にServiceNow Japanとのパートナーシップを結んだことを発表しました。この提携によって、OSKはServiceNowプラットフォームの「Consulting & Implementation Partner」及び「Reseller Partner」として、ITにまつわる幅広い課題解決を支援していくこととなります。これにより、ますます多様化するコンタクトセンター市場に対して、最適なソリューションを提供し、業務効率の向上と顧客満足度のさらなる向上を目指します。
ServiceNowプラットフォームの特長
ServiceNowは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために設計されたクラウドベースのプラットフォームです。業務プロセスの効率化や最適化を実現するソリューションとして多くの企業から支持されており、数々の優れた機能を提供しています。特に、現場と社内の情報フローを活性化し、迅速なフィードバックが得られる点が評価されています。
OSKはこれまで、クラウドCRMソリューション「enjoy.CRM」シリーズの販売・導入支援を行っており、多くの企業の業務効率化に貢献してきました。このたびの提携により、OSKはServiceNowを活用した導入支援、コンサルティング、販売を行うことが可能になります。特に、生成AIを活用したenjoy.CRMシリーズとの組み合わせで、コンタクトセンターの業務効率化をさらに加速させていく方針です。
業務効率化のための具体的な取り組み
OSKは、ServiceNowプラットフォームを既存のCTIやCRMシステムと連携させることで、業務プロセスの見直しを図り、効率的な顧客対応の実現を目指します。また、以下の取り組みを通じて顧客のビジネス価値を向上させることを約束しています。
1.
高度な技術支援: 導入初期から運用後のサポートまで、オールラウンドな技術支援を提供。
2.
業務プロセスの最適化: 各企業の特性に応じた最適なソリューションを提案。
3.
総合的なトレーニングプログラム: ServiceNowの効果的な利用を促進するための教育コンテンツを整備。
4.
One-Stopソリューションの提供: コンサルティングから販売、サポートまで、ワンストップで提供します。
公式発表と今後の展望
ServiceNow社からは、「OKIソフトウェアとの提携を心より歓迎します。この協力により、両社の技術とソリューションを統合し、より質の高いサービスをお客様に提供できると確信しております」といった支持のメッセージが届いています。この提携は、組織内の異なる業務を結びつける新たなスタートラインとなるでしょう。
また、OSKは2024年11月21日から22日まで、東京のサンシャインシティで開催される「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2024」にも出展予定です。ブースでの直接のご相談やデモをご希望の方々に向けて、最新のソリューションを紹介する機会を提供します。
今後も、OSKはコンタクトセンター向けソリューションと最新のプラットフォームの連携を深め、カスタマーサービスの自動化を進めていくことに尽力します。
お問い合わせ情報
本件に関する取材やお客さまからのお問い合わせは、以下の窓口までお願いします。
このように、OSKとServiceNowの協力によって、より効率的な顧客対応と業務プロセスの改革が期待されます。