2024年9月25日、東京文京区のシード・プランニング本社ライブラリーで、スタートアップのためのファイナンスフォーラムが開催されました。このイベントでは、バイオ・ヘルスケアヴェンチャーの資金調達やIPOに関する講演が行われ、多くの関心が寄せられました。
フォーラム概要
当フォーラムは、株式会社シード・プランニングが主催し、スタートアップの経営者や関係者を対象にした情報提供を目的としています。イベントは、18:00から20:30までの時間で行われ、参加者は重要な講演やネットワーキングを通じて多くの知見を得ることができました。
会場は、文京区湯島に位置するシード・プランニングのライブラリーで、最寄駅からもアクセスが良い立地です。参加者は、業界の最前線にいる専門家から直接アドバイスを受ける貴重な機会を持ちました。
講演内容
この日の講演は、二つの重要なテーマについて行われました。まずは、Heartseed株式会社のCFOである高野六月氏による「iPS細胞を用いた心筋再生医療、Heartseed社IPOまでの軌跡」についての講演です。高野氏は、バイオベンチャーのCFOとしての経験をもとに、資金調達の重要性について熱く語りました。彼は、売上が発生しない状態でも将来の可能性を正確に投資家に伝えることが、事業を進める上でのキーであると強調しました。さらに、Heartseedの資金調達のプロセスを詳しく説明し、実際のデータをもとにその過程の透明性を示しました。
次に、岡三証券株式会社の企業公開部次長、山根州雄氏からの講演「バイオ・ヘルスケアベンチャー企業の株価形成について」がありました。山根氏は、日米の資金調達環境の変化に触れ、日本国内におけるバイオテクノロジー株の現在の状況とその改善の兆しについて詳細に議論しました。彼は、米国のNASDAQ上場が一時的に評価されている一方、日本市場では依然として課題があることを指摘し、国内での資金調達環境の整備が進行中であると話しました。
ネットワーキングセッション
講演会終了後には、参加者同士のネットワーキングの時間が設けられました。この時間は多くの参加者が活発に関与し、アイデアや情報を交換する場となりました。山根氏の乾杯の音頭で始まり、参加者全員の自己紹介が行われた後、講師たちとの質疑応答も充実し、濃い議論が交わされました。名刺交換会も行われ、参加者同士の絆が深まりました。
今後の活動
参加者は、スタートアップを支えるための情報ネットワークが強化され、今後も多くのフォーラムが開催されることを期待しています。フォーラムでは、経営に役立つ情報と専門家の知見を提供し続ける予定です。このような活動を通じて、我が国のスタートアップがさらなる成長を遂げることが期待されています。
今後も、スタートアップのためのファイナンスフォーラムは継続的にイベントを開催し、参加者の知識やネットワークの拡大に寄与することを目指します。
お問い合わせ
詳細な情報や次回の開催については、株式会社シード・プランニングまでお問い合わせください。担当者が直接対応させていただきます。