韓国スタートアップの新たな挑戦、日本上陸へ
株式会社ゼロワンブースター(01Booster)が、ソウル市の投資誘致機関であるInvest Seoulとタッグを組み、韓国のスタートアップが日本市場に進出できるよう支援するプログラム「Beyond Seoul: Tokyo IR」を立ち上げました。このプログラムでは、特に選ばれた有望な10社に対し、日本市場での実現可能性を高めるための周到な支援が行われます。
プログラムの目的と概要
本プログラムは、2025年5月までの期間中に両国のスタートアップに対して、資金調達や協業を促進することを主な目的としています。具体的には、国内プログラムと現地プログラムの2つに分かれた支援体制が採用され、セミナーや個別メンタリング、投資家向けのピッチ、ビジネス企業との直接的なミートアップなど、さまざまな形態でのサポートが展開されます。これにより、企業の成長を確かなものにする狙いがあります。
採択された10社とその特性
以下に、プログラムに採択された10社の特徴をご紹介します。
1.
Chabot Mobility: 自動車関連のワンストップサービスを提供し、顧客に対し簡潔な金融サービスを実現します。
2.
NINEAM: クリエイターの収益を加速させるソリューションを提供。日本市場には2024年2月から参入予定です。
3.
SionicAI: 企業向けに、AIを活用したプラットフォーム型ソリューションを提供し、幅広い分野でのAI利用を推進しています。
4.
KENAZ: 韓国のWebtoonスタジオとして、年間70作品以上を制作し、幅広い配信プラットフォームに展開しています。
5.
WDG: eスポーツイベントの企画から運営まで幅広く行い、2023年には日本法人を設立しています。
6.
Clovergames: 人気ゲーム『ロードオブヒーローズ』を手掛けており、ユーザーとのコミュニケーションにも注力しています。
7.
photowidget: iOSユーザー向けのモバイルライフサービスを提供し、カスタマイズ可能な機能を充実させています。
8.
Carpenstreet: デジタル素材プラットフォームを運営し、2024年には3D編集ツールを日本で発表予定です。
9.
Play Legend: スポーツゲームや体感型ゲームを提供し、健康促進にも寄与しています。
10.
Glorang: 教育機関向けにAIを活用したプラットフォームを提供し、学習の効率化を図っています。
Invest Seoulの役割
Invest Seoulは、外国企業がソウルでスムーズにビジネスを展開できるよう、多角的なサポートを行っています。投資の情報を提供し、企業設立を円滑に進めるためのサポートを行うことで、世界中からの投資を呼び込み、ソウルのビジネス環境の向上を目指します。
01Boosterの理念とは
01Boosterは「事業創造の力で世界を変える」という理念のもと、多様な事業支援を展開。特に、企業間の連携やアクセラレーションプログラムを通じて、新規事業の創出を促進しています。さらには、起業をサポートするワーキングコミュニティや投資活動も展開し、スタートアップ支援のエコシステムを形成しています。
お問い合わせ
採択を受けたスタートアップとの連携にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。詳細は公式サイトをご覧ください。