未来へのバトン
2021-11-24 09:00:05
未来を考える「未来へのバトンサミット2021」が実施されます
2021年11月27日、実践女子大学の日野キャンパスにて、「未来へのバトンサミット2021」が開催されます。このシンポジウムは、アウトドアフィールドや自然環境の保護について考え、次世代に豊かな自然を引き継ぐ方法を探ることを目的としています。近年、私たちの愛する自然環境は急速に劣化しており、その影響が懸念される今日、未来を見据えた行動が求められています。
この2時間のシンポジウムには、さまざまな分野の専門家が登壇し、持続可能な社会に向けた具体例や考え方を共有します。参加者は、最新のサスティナビリティに関する知識を得るとともに、実生活でどのように取り組むことができるかを学べる貴重な機会です。
シンポジウムには、地球村研究室の代表である石田秀輝氏が登壇し、「持続可能で自然に寄り添った楽しい暮らし」の実現に向けた具体的な考え方を提案します。彼は、利便性と自然との調和を両立させるための「バックキャスト思考」の重要性を説きますので、限られた時間の中で持続可能な生活をどのように実現していくかを模索する良い機会です。
続いて、炭素回収技術研究機構の村木風海氏が参加し、科学的な視点から地球温暖化問題に取り組む方法を解説します。彼は、日本の大学生が発見した炭素を回収し燃料化する基礎技術に関する最新情報や、一般市民も参加できる具体的なアクションについて紹介します。
さらに、白梅学園大学名誉学長の汐見稔幸氏は、持続可能なライフスタイルの大切さと、子どもたちへの教育が未来に与える影響について考察します。彼は「持続可能な暮らしは私たちの代だけで完結するものではない」と強調し、今後の世代にこの思想をどのように伝えていけるのかを探ります。
このシンポジウムは、環境問題やサスティナビリティに対する理解を深めるだけでなく、参加者同士で意見を交わし、共に未来へのアクションを考える場となります。参加希望者は、事前登録が必要ですので、詳細は公式サイトをご確認ください。これからの子どもたちのために、私たちの行動が未来を形作る重要な一歩となります。ぜひ、多くの人々の参加が期待されています。
主催者は公益財団法人 社会教育協会、環境省や東京都環境局、日野市が後援しています。協賛には全国49社と団体が名を連ね、幅広い協力体制のもとでの実施です。参加を通じて、私たち一人ひとりが自然と共生できる未来を考え、行動を起こすきっかけになることを願っています。
会社情報
- 会社名
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公益財団法人社会教育協会
- 住所
- 東京都日野市多摩平1-2-26 シンデレラビル3階
- 電話番号
-
042-586-6221