日本の大学生におけるスマホの2画面利用実態
株式会社ガロアが実施した調査によると、日本全国の大学生の58%がスマートフォンの2画面利用を経験していることが明らかになりました。本調査は2024年3月25日から4月5日の期間にわたり、約800の大学に在籍する1,982名の学生を対象に行われました。
調査結果の概要
スマホの利用機種
調査対象の大学生の91%がiPhoneを使用している一方で、Androidを利用している学生は8%に留まっています。特に女子学生はiPhoneユーザーが多く、男子学生の中に趣味的な理由でAndroidを選択する傾向も見られます。例えば、ゲーミングスマホや特化型デバイスは男子学生に好まれている可能性があります。
2画面利用率
スマホの2画面利用について尋ねたところ、58%の学生が「2画面を使ったことがある」と回答しました。これには、iPhoneを使用している大多数が多機能を活かしているケースが含まれています。男女による利用率には大きな差はありませんが、男性の方がやや高い数値が出ています。
利用方法と理由
2画面の使い方について具体的に質問したところ、主な利用シーンは「動画視聴」と「SNSや検索」での同時利用が中心であることがわかりました。若者のライフスタイルにあった利用法であり、常にSNSの更新をチェックしたいというニーズが高まっています。便利であるという理由から、実際に使用しているという認識が強いようです。
2画面利用をしない理由
一方で、2画面を使わない理由として「方法がわからない」との回答が大半を占め、特に知識不足が大きな壁となっていることが浮き彫りになりました。調査対象の42%が「2画面を使ったことがない」と答え、その57%が操作方法を知らないとし、実際に無意識に判断している学生も少なくないことが伺えます。
今後の展望
大学生を含む若者のスマホ利用は多様性を増し、2画面利用のニーズも高まると考えられます。限られた可処分時間の中で、複数のアプリを同時に活用したいという要求は大きく、その利便性からマルチディスプレイや2画面機能が今後のスマートフォン市場において期待される要素となるでしょう。
まとめ
大学生協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」は、学生の声を直接集め、このような調査を通じて現代の学生の実態を示しています。スマートフォン利用の多様性が今後も拡大していく中で、2画面の需要や期待が高まることが予想され、より利便性の高いスマホが求められるでしょう。
詳しい調査内容は
こちらのリンクからご覧いただけます。