新静岡セノバが魅力的なラッピングトレインを導入
静岡市にある「新静岡セノバ」(略称:セノバ)が、地域の資源と文化を表現したラッピングトレイン「CENOVA TRAIN」を2025年3月31日より運行開始します。このプロジェクトは、静鉄プロパティマネジメント株式会社が運営し、静岡市の特色である「プラモデル」をデザインに取り入れた意欲的な試みです。
CENOVA TRAINの特徴
この「CENOVA TRAIN」は、静岡市のファッション、グルメ、映画文化を象徴する要素を盛り込んでいます。プラモデルのパーツをモチーフにしたデザインは、静岡市が「模型の世界首都」として認識されることを背景にしています。特に「SHIZUOKA A MODEL CITY」のロゴを組み込むことで、地域のブランドを強調しています。
地域振興と観光促進の狙い
昨今増加傾向にある清水港へのクルーズ船寄港による観光客の誘致と、地域の振興を一層促進することを目指しています。「CENOVA TRAIN」車内では静岡市内のイベント情報など、訪れるにあたっての必要な情報が発信される予定で、旅行者にとっても魅力的な存在になることが期待されています。
運行スケジュールと披露会
「CENOVA TRAIN」の運行は2025年3月31日から2026年3月30日までの予定です。この運行の開始を記念して、メディア向けの披露会も開催されることが決まっています。披露会は同日13時15分頃から静岡鉄道静岡清水線新静岡駅の3番線乗り場で行われる予定です。参加希望者は事前にメールでの申し込みが必要となっています。
モチーフについて
「CENOVA TRAIN」には以下のような静岡のモチーフがデザインされています:
- - みかん、海、お茶、海鮮(鮪、鰻)
- - 富士山、サッカー、静岡おでんなど
これらは静岡の自然や文化を象徴し、地域のアイデンティティを表現しています。さらに、セノバの特産物として、ハンバーグ、ケーキ、ビール、カトラリーなど、地域の味やライフスタイルの要素も取り入れられています。
「静岡市プラモデル化計画」
静岡市は2020年2月に「プラモデル」を活用した地域活性化のために、博報堂ケトルと協働で包括連携協定を締結しました。このプロジェクトは、誰もが「プラモデルのまち」を体験できることを目的としています。
「CENOVA TRAIN」は、その一環として静岡地域の魅力を世界に発信し、訪れる人々に愛される存在となることでしょう。これからの発展にご期待ください。