KTXアーキラボの松本哲哉が創る新しいクリニックデザイン
2023年4月の月刊商店建築にて、KTXアーキラボの代表である松本哲哉氏のインタビューと共に、彼がデザインを手掛けた「横浜ゆうみらい 小児歯科・矯正歯科」が特集されています。このクリニックのデザインは、子供たちが歯科医院を訪れることを楽しみにすることを目指しており、まさに「世界一ワクワクする歯医者さん」というコンセプトを実現しています。
クリニックデザインの新潮流
松本氏は、設計事務所の運営やデザインの現場での働き方、特にクライアントとの信頼関係について話しています。特集の中で彼は、Chapter.3「Client Relationship」では、どのようにクライアントと出会い、信頼関係を築くかに焦点を当てています。
クライアントとの関係構築
設計プロジェクトの成否は、クライアントとのコミュニケーションに大きく依存します。松本氏は、自らの経験を通じて、具体的な手法を交えながら、信頼関係を築く重要性を語ります。それは、単なるデザイン業務に留まらず、深い理解と共感を伴う関係性が求められるということです。
ビジネスツールとしての空間設計
KTXアーキラボは、商業建築や空間設計を専門にしており、松本氏は「空間設計はビジネスツール」と強調します。彼の言葉によれば、空間のデザインはクライアントのビジネスに直接的なインパクトを与えるものでなければなりません。このインパクトが、顧客の潜在意識と直結する「鍵」となるのです。
意図あるデザインメッセージ
どのようなメッセージを伝え、どのようなデザインを施すべきかは、事務所のクライアントとの密接な連携を通じて解決していきます。松本氏は、各案件に対してそのような意図をもって取り組むことで、「ソリューションドリブンデザイン」の実現を目指しています。
クリニックの成功事例としての位置付け
「横浜ゆうみらい 小児歯科・矯正歯科」は、子供たちが楽しく通える空間を実現するため、明るく遊び心のあるデザインがなされています。このアプローチは、施設の成功事例として取り上げられ、注目を集めています。
今後の展望
松本氏は、これからの設計事務所運営についての課題にも触れ、今後の働き方の変化や新たな設計アプローチについて考察しています。設計の真髄は、クライアントとの強い信頼関係と、彼らのニーズに応じた柔軟なデザインアプローチにあると強調します。
企業情報
KTXアーキラボは、兵庫県姫路市と東京都港区にオフィスを構える一級建築士事務所です。松本氏は大阪芸術大学で非常勤講師を勤める傍ら、イタリアDACにて日本ランキングで1位を獲得したデザイナーでもあります。彼の目指すデザインは、ただの建物ではなく、そこに込められたメッセージを通じて人々と繋がるものです。彼の考え方は、多くのクリエイターや専門家に影響を与えています。
最新号の月刊商店建築では、このような松本氏のインタビューや「横浜ゆうみらい 小児歯科・矯正歯科」のデザインを通じて、未来のクリニックデザインや設計事務所の在り方について深く考察されることでしょう。