国際防災キャンプ
2025-10-22 10:34:31

未来のエンジニアが挑む!茨城高専で国際防災キャンプ開催

茨城高専が開催した国際防災キャンプ



茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市)は、インドネシアのサム・ラトゥランギ大学、タイのモンクット王工科大学、そして国内の長野工業高等専門学校や沼津工業高等専門学校から学生を迎え、国際PBL型グローバルキャンプ「KOSEN Global Camp 2025」を実施しました。本キャンプは次世代エンジニアを育成し、防災意識を高めることを目的としています。

グローバルな視点で挑む防災



「KOSEN Global Camp 2025」では、参加学生たちが国際的な観点から防災の重要性を学ぶために、英語で協働しながらさまざまな議論を展開しました。学生たちは国境を越えて混成チームを作り、誰もが取り残されることのない防災教育のあり方について考えを深めました。このプログラムは、異なる文化や視点を融合し、新たなアイデアの創出を促進します。

震災学習と日本文化の体験



プログラムの一環として、参加者はアクアマリンふくしまを訪れ、震災復興に関する講義を受けました。また、防災科学技術研究所からの基礎講義や、東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」での震災体験も行いました。学生たちにとって、実際の体験を通じて学べる貴重な機会となりました。

さらに、茨城高専の茶道部から茶道体験を受けたり、茨城県のものづくりマイスターによる組子細工の体験を通じて、日本文化に親しむ場も設けられました。参加学生は、日本の美しい伝統文化を学ぶ良い機会ともなりました。

友情を育む交流プログラム



学生同士の交流を促進するため、各国の紹介やスポーツ、バーベキューといった活動も実施され、短い期間でしたが深い友情が築かれました。最終日には参加者全員が自らのプロジェクト成果を英語で発表し、成長した姿を示しました。

参加学生からの声



参加学生の中には、最初は言語の壁に不安を抱いていたものの、異文化交流の魅力に気づいた声が多く寄せられました。例えば、ある学生は、「KOSEN Global Campに参加して、海外への興味がより深まりました。わたしにとって、この経験は成長につながる大切なものでした」と述べています。タイの学生も「日本での経験を一生の財産にし、自国で得た知識を活かすことを誓います」と感謝の言葉を伝えています。

グローバルキャリア教育の重要性



茨城高専は、国際的な視野を持ったエンジニアを育成するための教育に力を入れています。彼らは学生たちにグローバルなキャリアを身につけさせることで、科学技術や工学が社会にどのように貢献するかを教えています。このようにして、将来の技術者が社会で自立し、信頼される存在になるための基盤を整えています。

学校情報



茨城工業高等専門学校 ー ひたちなか市中根866。1964年設立。高等教育を提供する機関です。公式サイトはこちらです。茨城高専は、変化し続ける社会におけるリーダーシップを発揮する次世代の技術者を育てるための努力を続けています。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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