ANAとXPRIZEの連携
2021-04-06 13:13:03
ANAグループがXPRIZE財団と連携し未来のアバター技術を推進
ANAグループがXPRIZEとパートナーシップを締結
ANAグループの関連会社であるavatarin株式会社が、世界的な技術発展を目指すXPRIZE財団とのパートナーシップを発表しました。この提携により、ANA Avatar XPRIZEの取り組みがさらに加速されます。XPRIZEは、エクスポネンシャル・テクノロジーを駆使して人々をつなぎ、新しい社会インフラを形成することを目的としています。
avatarinのミッション
avatarinは、人類の可能性を拡げることを目指し、アバター技術を開発しています。この技術は、遠隔地にいる人々がリアルタイムで存在感を共有し、相互に支え合う社会を実現するために重要な役割を果たします。今回の提携により、アバター技術の発展は加速するとされています。
パートナーシップの背景
抑えておきたいのは、avatarinの代表取締役CEOである深堀氏と取締役COOケビン氏が、ANA Avatar XPRIZEの発足に深く関与してきたという点です。このインスピレーションを得たのは、2016年のXPRIZE VISIONEERSコンテストでの成功がきっかけです。これにより、ANAはアバター事業を立ち上げ、avatarinが生まれました。
この新たなパートナーシップを通じ、ANAは引き続きXPRIZEの窓口として機能し、参加している各チームとの情報交換を進めます。これにより、地理的や文化的な障壁を超えたコラボレーションが可能になります。
ANA Avatar XPRIZEとは?
ANA Avatar XPRIZEは、アバター技術の革新を促進するための国際コンペティションです。この4年間のプロジェクトでは、人間の感覚や行動をリアルタイムで遠隔地に届け、よりつながりを強化するためのアバターシステムの開発に取り組んでいます。
2023年現在、ANA Avatar XPRIZEには38チームが参加しており、日本からも8チームが準決勝に駒を進めています。これにより、アバター市場は急速に拡大しつつあります。
avatarinのビジョン
avatarinは、「アバターを通じて人類の可能性を広げる」ことを掲げています。特に、制約を超えたコミュニケーションの実現に向け、汎用的なアバターの開発や社会基盤の構築にかかる課題に挑戦しています。
その背景には、遠隔操作ロボットという新たな通信手段の必要性が存在します。このロボットは、ARやVRなどの技術と融合し、新しいコミュニケーションの在り方を示しています。
結論
今回のANAグループとXPRIZE財団の提携は、アバター技術の発展がもたらす未来について多くの期待を寄せています。技術革新を通じた新しい社会の実現が待たれる中、人々がリアルな距離を超えてつながる未来を目指し、さらなる挑戦が始まることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
avatarin株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町3-3-9日本橋アイティビル5階
- 電話番号
-
03-5542-1815