動画配信業務の新しいカタチ、Stream MAM
株式会社Jストリームは、動画コンテンツの管理と配信業務を一元化する新サービス「Stream MAM」を発表しました。このシステムは、地方局やCS/BSなどの放送局、そしてコンテンツプロバイダーがインターネットを利用したコンテンツ配信ビジネスを展開する上で強力な武器となります。
Stream MAMの概要
「Stream MAM」は、デジタルコンテンツの運用を効率化するためのメディアアセット管理(MAM)システムです。膨大な数の動画コンテンツを一括して管理・配信可能となったことで、特に動画配信サービスの多様化に対応した運用が実現されました。クラウド技術を活かし、さまざまなプラットフォームへの入稿や管理、配信制御が一元的に行える点が特徴です。
機能の充実
1. 独自メタ項目設定機能
この新システムでは、ユーザーがオリジナルのメタデータグループを作成できるため、各種情報を自由に登録できます。例えば、サブスクリプションモデルで展開している動画配信サービスやYouTube、TikTok、InstagramといったSNSでの動画展開のために、必要なメタ情報を一括で変換・出力できるのです。
2. 生成AIによるテキスト生成機能
Stream MAMには、生成AI技術を活用したテキスト生成機能も搭載されています。これにより、登録された動画ごとに、各プラットフォームの文字数制限に応じた説明文が自動的に生成されます。また、動画の内容を解析し、自動的にキーワードを抽出する機能も実装されており、膨大な動画データを活用する際の手間を大幅に軽減することができます。
利用料金とお得感
新機能が追加されたStream MAMの利用料金について、従来のJ-Streamメタマスタシステムから変更はありません。通常利用プランでは初期費用が10万円、月額費用が15万円という設定です。これはコストパフォーマンスが非常に高く、多くの企業にとって魅力的なサービスとなるでしょう。
Jストリームの未来
株式会社Jストリームは1997年に設立され、以来、動画配信事業を中心に成長を続けています。自社運営のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を活かし、年間1200社以上、10,000件以上の案件で動画活用を支援しています。今後も動画の企画や制作、運用、システム開発など多岐にわたるサービスを提供し、企業にとって必須のパートナーとして位置づけられることでしょう。
この新しい「Stream MAM」は、従来の動画配信の枠を超え、一般事業会社やメディア以外の企業にとっても有効なツールになることが期待されます。今後の動画マーケティングやコンテンツ配信が、より効率化されることでしょう。
詳細については、
Stream MAMサービスページをご覧ください。