SIC2025東京開催
2025-08-27 11:33:47

学生投資家の未来を切り開く「SIC2025」、東京で開催された金融教育の新たな試み

学生投資家の未来を開く「SIC2025」



2025年8月12日と13日の2日間、東京証券取引所の東証ホールで、早稲田大学と明治大学の学生たちが主導する金融教育カンファレンス「Student Investment Conference 2025(SIC2025)」が開催されました。

学生が主導する新たな金融教育


このカンファレンスは「ゼロからはじめる学生投資」をテーマに、中高生や大学生を対象とし、投資初心者に向けた内容が充実しています。講義だけでなく、実践的な体験を通じて参加者が自分で投資を開始できるレベルにまで成長することを目指しました。

プログラムには、業界の有識者と学生投資家によるパネルディスカッションの他、独自に設計された資産運用のシミュレーションゲームや、投資AIエージェントの開発体験、四季報を使った分析ワークショップ等があります。これにより、多くの人々が投資の楽しさを体感し、盛況のうちにイベントが終了しました。

適切なテーマ設定のパネルディスカッション


カンファレンスのオープニングとして行われたパネルディスカッションでは、「20代の最適な投資戦略」や「おすすめの投資本の選び方」といった話題が取り上げられました。著名な業界の専門家が登壇し、参加者とのコミュニケーションを重視する内容となっていました。
特に「20代の投資戦略」については、企画者の惠良祐太氏が学生投資家として意見を述べ、聴衆と共に貴重な議論を展開しました。

ゲーム感覚で学ぶ資産運用シミュレーション


カンファレンスでは、ゲーム感覚で資産運用を学べるポートフォリオマネージャーゲームが実施されました。互いに競い合いながら実際の企業データに基づき、各チームで戦略を練り、パフォーマンスを競う内容です。この実践的な経験は、参加者にとって大変意義のある学びの場となりました。

投資AIエージェント開発の実践体験


さらに、投資AIエージェントの開発及び運用体験が行われ、参加者たちは自分自身のAIを開発し、運用結果を確認することができました。ITと投資を融合させた新たな試みであり、多くの参加者がその体験を通じて深い理解を得ました。

四季報を活用したファンダメンタル分析


最後の日には、四季報を用いた分析ワークショップも行われ、学生たちは約3,800社のデータから必要な情報を選定する作業を通じて、実際の分析スキルを磨きました。編集長の中山一貴氏の指導も受けて、学生たちは質の高い発表を行うことができました。

学生による、学生のための「SIC2025」


全日本学生投資連盟(JPSI)の理念に基づき、学生たち自らが企画したこのイベントは、将来の投資家にとって避けて通れない重要なステップとなります。初めての試みとして、多くの中高生、大学生の新たな投資教育のムーブメントとして注目を浴びています。

まとめ


学生たちが主導する「SIC2025」は、金融教育の新しい形を示した盛りだくさんのイベントでした。次世代の投資家育成に向けたこの取り組みが、今後の社会にどのような影響を与えるのか注目したいところです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

会社情報

会社名
一般社団法人全日本学生投資連盟
住所
東京都文京区本駒込5-13-3
電話番号
080-1758-4116

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。