テイラー、Yコンビネーター採択
2022-06-02 09:00:02

テイラー株式会社、世界的アクセラレーターYコンビネーターに採択され、新たな挑戦へ

テイラー株式会社、Yコンビネーターに採択



業務システムの開発基盤を提供するテイラー株式会社が、世界的に著名なスタートアップ・アクセラレーターである「Yコンビネーター」に、日本の企業として15年ぶりに採択されました。これは日本のスタートアップシーンにおいて、非常に注目される出来事です。

テイラーは、連続起業家である柴田陽氏とメルカリの研究開発部門の責任者、高橋三徳氏が共同設立したスタートアップ企業で、2011年に創業し、2013年には楽天に売却された位置情報スタートアップの関係者でもあります。彼らは10年の時を経て再びコンビを組み、新たな挑戦に向かっています。

テイラーは、企業ごとに個別に最適化された業務ソフトウェアを高速度で開発できるバックエンド基盤を提供しており、今回のYコンビネーターへの採択を機に、シリコンバレーからの最新の知見を取り入れることに期待しています。また、グローバルな開発プラットフォームやSaaS製品との連携を強化する意向も示しています。

代表取締役の想い



柴田陽氏は、「前回のイグジット以降、新たな挑戦として世界的に通用するスタートアップを目指してきました。Yコンビネーターの登竜門に立てたことを大きなチャンスと捉え、シリコンバレーの知識や経験をしっかり吸収し、製品や経営の向上を図るつもりです」とコメントしています。彼は、テイラーが成功を収めることで、日本のスタートアップ界における存在感を高め、国内のエコシステムに対して知識やネットワークを還元できることを願っています。

Yコンビネーターとは



Yコンビネーター(Y Combinator)は、2005年に米国シリコンバレーで創立された、世界的に有名なベンチャーキャピタルです。毎年2回、3ヶ月間のスタートアップ育成プログラムを開催し、過去にはAirbnbやDropbox、Coinbaseなど、多くの注目スタートアップを輩出してきました。

彼らは、次々に優れた企業を育成するために支援を行い、テクノロジー業界において大きな影響を与えています。

テイラーが採択された「YC Summer 2022 Batch」は、2022年6月から8月の間に実施され、9月にはDemo Dayを予定しています。テイラーの進展は、実際に代表の柴田陽氏のTwitterやPodcastでも報告される予定です。

テイラー株式会社の概要



テイラー株式会社は、東京都渋谷区に本社を構えており、2021年に設立されました。柴田陽氏は東京大学を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでの経験を経て、2016年にはクラウドポートを共同設立し、その後テイラーに至っています。

共同創業者の高橋三徳氏は、楽天やGREEでエンジニアとしての経験を積んだ後、メルカリにおいてAIやブロックチェーン技術に関する研究開発を行ってきました。

両名の豊富な経験と深い知識が、テイラーを新たな成長へと導く源となることでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられます。

会社情報

会社名
テイラー株式会社
住所
東京都港区海岸1-7-1
電話番号

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