小原和紙のふるさとで新たなアートに出会う
愛知県豊田市にある小原和紙のふるさとで、「拓かれる紙鼓動する造形二村純生」という企画展が開催されることになりました。小原地区は室町時代から続く伝統的な和紙の産地であり、長い歴史を誇っていますが、近代化に伴い、和紙の需要が減少し、その文化は衰退の危機に瀕しています。
しかし、工芸家の藤井達吉との出会いを機に、豊田の小原和紙はただの商品から美術工芸として生まれ変わり、その後も多くの工芸作家がその技を受け継いできました。今回の展覧会では、その中でも特に注目される豊田小原和紙工芸作家、二村純生の作品を中心に約25点が展示されます。
展覧会の詳細
本企画展は、令和8年7月14日(火)から9月27日(日)までの期間に、豊田市小原和紙のふるさと小原和紙美術館で開催されます。入館時間は午前9時から午後5時までですが、入館は午後4時30分まで可能です。なお、祝日を除く月曜日は休館日となっております。
入館料は一般200円ですが、20人以上の団体の場合は150円となります。また、中学生以下や市内に在住の70歳以上の方、障がい者の方は無料で入館ができるため、たくさんの方に楽しんでいただける内容になっています。さらに詳細な情報は、
豊田市小原和紙のふるさと公式HPで確認できます。
特別ワークショップの開催
展覧会に合わせて、特別なワークショップ「まい招き猫」も行われます。こちらのワークショップでは、二村純生氏が漉いた小原和紙を使い、素焼きの招き猫に和紙を貼って立体的な作品を作る技術「一閑張」を体験できます。
ワークショップは令和8年8月1日(土)と8月8日(土)の午後1時30分から開始され、所要時間は約2時間を予定しています。各回の定員は10人で、先着順となっておりますので、お早めの申し込みをおすすめします。参加料は1,000円(材料費)で、対象はどなたでもOK!小学生以下のお子様は保護者同伴が必要です。受付は令和8年7月18日(土)の午前10時から開始されます。
二村純生の独自の技法
二村純生は、生き物をテーマにした作品を手掛ける豊田小原和紙工芸作家です。彼の作品は、伝統的な技法「一閑張」に和紙のすき込み技法を組み合わせることで新たな表現を生み出しています。彼の作品からは生命感が溢れ、その魅力は見る人を惹きつけて止みません。
この展覧会は、豊田小原和紙の魅力を再発見し、地域の文化を味わう絶好の機会です。多くの方々に足を運んでいただき、和紙作品の美しさを体感していただけることを期待しています。