孤独や孤立といった現代の社会問題に取り組むため、令和7年度第2回孤独・孤立対策官民連携プラットフォームシンポジウムが、2023年12月18日(木)にオンラインで開催されます。本シンポジウムでは、特に「つながりの場」の重要性に焦点を当て、SNSの普及や社会環境の変化がこれらの場にどのような影響を与えているのかをゼミ形式で考察します。
冒頭の基調講演では、学術的見地から孤独・孤立の問題に関する全体像が提示され、引き続き現場で活動しているNPOや地方自治体の実績報告が行われます。参加者は様々な支援活動や事例を学びながら、つながりの多様性や特有の問題についてさらに理解を深めることができます。
特に、オンラインとリアルの両方で提供されている「つながりの場」の持つ可能性と課題を理解することで、今後の社会でのコミュニケーションの場のあり方や、より良い協力関係が生まれる方法を模索していきます。このシンポジウムは、孤独・孤立対策を担う団体間の連携を深めるきっかけとなり、多様なアプローチが可能になるよう努めていきます。
参加は誰でも可能で、事前の申し込みが必要です。参加登録を行った方には、シンポジウムの前日までに当日の詳細情報がメールで送付されるため、安心してオンラインに参加できます。参加希望者は締切の12月11日までに、オンライン参加申込みフォームから登録をお済ませください。
このシンポジウムは、内閣府が受託する「孤独・孤立対策に資するNPO法人等の連携促進等に関する調査研究事業」の一環として行われます。この事業は2022年に設立された「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」の基盤をもとに、多様なNPO等の連携を促進し、コロナ禍における孤独・孤立の問題に対し、持続的に対応することを目的としています。
第2回シンポジウムは、今後の社会的連携の促進や孤独・孤立問題解決に向けた重要なステップとなるでしょう。この機会を通じて新たなつながりを作り、孤独を解消するための具体的なアクションを起こしてみませんか?ご参加を心よりお待ちしております。