電動モビリティの未来
2023-03-02 17:00:12

再生可能エネルギーで進化する電動モビリティの未来を探る!

再生可能エネルギーを活用した新しい電動モビリティの形



再生可能エネルギーの重要性が高まる中、コラス・ジャパン株式会社と東亜道路工業株式会社が共同で開発した「Wattway Pack」が注目を集めています。このシステムは、路面に設置できる太陽光発電パネル(Wattway)と蓄電池を組み合わせたもので、エコで持続可能なエネルギー供給を実現します。

Wattway Packの概要


Wattway Packは、1枚のパネル面積が0.86 m2、厚さ6 mm、質量5.5 kgという軽量設計であり、1枚あたり最大125Wpの発電能力を持ちます。このパネルは特殊な接着剤を使用して舗装面に直接貼り付けられ、滑り止め加工により歩行者や車両が安全に通行できる環境を提供します。また、発電した電力を蓄えることで、照明や監視カメラ、電動モビリティの充電、さらにはWi-Fi設備の電源としても使用でき、非常時には非常用電源としても機能します。

設置概要


今回のプロジェクトでは、株式会社村田製作所のAll-in-One蓄電池システムを用い、Wattwayで発電した電力を無駄なく利用できるように工夫されています。これにより、電力会社の商用系統に依存せず、自立して運用することが可能になります。

工場内の移動手段として、セグウェイジャパン株式会社の「キックスクーターMax Plus」を2台導入しました。これにより、環境への負担を軽減しつつ、従業員の移動の負担を軽減することができます。また、スタンドに戻すことで自動的に充電が始まる非接触充電スタンドも設置され、利便性を向上させています。

スマートベンチの導入


環境負荷を低減する取り組みの一環として、スマートベンチも試験的に導入されました。ワイヤレス充電やUSBポートを備え、BluetoothスピーカーやLED足元灯といった多機能装備が充実しています。これにより、利用者は快適な環境で充電やエンターテインメントを楽しむことができます。

IoT技術の活用


これらの設備は、IoT技術によってデータがリアルタイムでサーバーにアップロードされる仕組みになっています。これにより、位置情報などのデータをもとに利用状況をモニタリングでき、さらにリモート操作も可能です。これらの取り組みを通じて、安全かつ効率的な電動モビリティの利用を促進していきます。

持続可能な未来への道


Wattway Packの導入は、電動モビリティにおける再生可能エネルギーの活用に向けた第一歩です。これからの社会では、持続可能なエネルギー供給の重要性がますます高まることが予想されます。この取り組みは、都市の交通手段をよりエコロジーなものへと変革していく可能性を秘めているのです。

地域社会における環境意識の向上とともに、Wattway Packが新たな交通スタイルの普及に繋がることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社東亜利根ボーリング
住所
六本木 7-3-7東亜道路工業ビル3F
電話番号
03-5775-3321

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