大阪けいさつ病院が新たにダビンチSPを導入
2025年1月14日、大阪けいさつ病院は大阪初となる手術支援ロボット「ダビンチSPサージカルシステム」を用いた前立腺がんの全摘出手術を成功させました。この手術は副院長である泌尿器科の髙田晋吾部長が執刀し、最新技術を駆使した低侵襲手術を実現しました。
今回導入されたダビンチSPは、従来型のダビンチXiとは異なり、1つの小さい創から手術が可能です。これにより、患者の身体への負担が大幅に軽減され、術後の回復も早くなると期待されています。手術を受ける患者にとっては、整容性の改善も大きな利点です。通常、前立腺がんの手術は複数の創が必要ですが、ダビンチSPの単孔式手術では、より安全で効率的な治療が可能になります。
先端ロボット手術センターの設立
大阪けいさつ病院では、1月の新病院オープンに合わせて手術支援ロボットの最新機種を導入しました。現在、従来型のダビンチXiが2台、ダビンチSPが1台の計3台が稼働しており、手術の実施は年始から積極的に行われています。この新たな技術により、医療の質を向上させることが期待されています。
執刀医のコメント
髙田部長は、「最新のダビンチSPにより、前立腺がんの手術をより一層安全かつ低侵襲で行うことが可能となりました。今後も新しい医療機器を駆使し、患者さんに安心していただける手術を行っていきたい」とコメントしています。医療の現場で日々進化する技術に対する強い期待感がうかがえます。
今後の展望
大阪けいさつ病院は、今後も最先端の医療機器を積極的に導入し、大阪から日本の医療をリードしていく方針です。ダビンチSPの運用により、患者様へのより良い医療サービスの提供を目指していきます。医療技術の進化は、今後の手術における患者の負担軽減や快適な治療環境の確保に寄与することでしょう。
お問い合わせ
大阪けいさつ病院へのお問い合わせは、以下の通りです。
- - 住所: 大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
- - 電話番号: 06-6771-6051(代表)
社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンターの一員として、大阪けいさつ病院は地域に根づいた医療を提供し続けます。