国内シェアNo.1の国産ムクナ豆、「八升豆」の魅力
和歌山県に本拠を置く株式会社紀州ほそ川創薬は、国産ムクナ豆として知られる「八升豆」を年間を通して安定供給しています。この豆は、2025年に開催される「食品開発展2025」に出展され、L-ドーパを豊富に含むことが特徴です。
八升豆はその栄養素により、近年特に注目されている素材です。主成分に神経伝達物質であるドーパミンの前駆体であるL-ドーパが豊富に含まれているため、健康維持に寄与することが期待されています。また、その栄養価の高さから、OEMやサプリ開発においても注目が集まっています。
八升豆の背景
八升豆は、インド原産のつる性マメ科の植物であり、日本では「八升豆」と呼ばれています。この名称はその収穫量や八丈島からの移入に由来する諸説が存在します。紀州ほそ川創薬は、2008年から国産ムクナ豆の復興に力を注ぎ、現在では国内で最大の供給体制を確立しています。
成分と栄養価
八升豆には、鉄分やタンパク質、炭水化物、脂質、ミネラルが含まれており、特に鉄分は他の食品に比べて非常に豊富です。さらに、L-ドーパの他にも9種類の必須アミノ酸が含まれており、栄養価の高い食品として評価されています。これにより、健康志向の消費者からの関心も急増中です。
安定供給のためのこだわり
1. 国内シェアNo.1を実現
紀州ほそ川創薬は、日本国内でムクナ豆の栽培がほぼ途絶えていた状況から復興へと導き、国産ムクナ豆原料の取扱量は70%以上を誇ります。安定供給体制の確立により、多くのOEMメーカーや原料バイヤーから信頼を得ています。国内自社農場での栽培比率は80%で、残りは契約農家からの供給によって成り立っています。
2. 残留農薬検査の実施
八升豆は、厳格な品質管理のもと全項目不検出の結果を得ており、安全性にも十分配慮した商品です。残留農薬に関しては、外部機関での一斉分析検査を行い、消費者に安心な原料を提供しています。
3. 研究開発の推進
また、愛媛大学や大阪河﨑リハビリテーション大学との共同研究を行い、最新のデータに基づいて製品開発を進めています。これにより、科学的根拠に基づいた製品作りを実現し、より高品質なサプリメントの開発に貢献しています。
2025年食品開発展での展開
2025年10月には東京ビッグサイトにて行われる「食品開発展2025」に参加します。この見本市では、八升豆の粉末や焙煎豆などの製品を展示し、OEM開発に関する相談も受け付けています。来場には事前登録が必要ですが、入場は無料ですので、多くの方々に足を運んでいただきたいと思います。
まとめ
「八升豆」は健康に寄与する可能性を秘めた素材として、今後の市場においても注目されることでしょう。紀州ほそ川創薬の取り組みにより、この優れた豆が日本の食文化に貢献し続けることを期待しています。ぜひ、2025年の食品開発展でその魅力を直接体感してみてください。