アートの新たな地平を切り拓く「PLAY GROUND」展
現代アートのギャラリーを運営する株式会社タグボートは、2025年3月14日から4月5日まで、日本橋富沢町のtagboatにて、アーティスト岡村一輝、ももえ、リッチマン・フィニアンによる3人展「PLAY GROUND」を開催します。この展覧会では、参加アーティストたちが「自分らしさ」や「自己探求」というテーマを域に、ユニークな視点と手法で描かれた作品を発表します。
アーティストの視点
岡村一輝
岡村は、旅や日常のひらめきをもとにドローイングを行い、そこから浮遊感のある独特な絵画へと発展させています。彼の作品『pray』は、記憶が交錯する夢のような風景を描いており、観る者に不思議な感覚をもたらします。彼は、油絵の滲みや掠れを利用して、己の内面を具現化し、視覚的に「これから」を想像させる作品を生み出しています。
ももえ
ももえは、身近なものとキャラクターを融合させ、平面的な表現を広げる作品で知られています。日常の中で感じたユーモアや鋭い視点を取り入れ、作品を通じて観る者に新たな解釈の可能性を提示します。彼女の作品は、見ることで「面白い」と感じてもらえるものを意識しており、アートが持つ楽しさを強調しています。
リッチマン・フィニアン
リッチマンは、自身の過去や内面的な葛藤をテーマに作品を創造しています。日英のハーフという彼の背景からくるアイデンティティの探索や、自身の心の中にある「インナーチャイルド」との対話を作品に込めています。彼のアートは、内なる孤独や不安というテーマを扱い、それによって観る者の心にも静かに問いかけます。
展示内容の概要
「PLAY GROUND」展では、各アーティストの異なるアプローチを通じて、自己探求および創造性の自由を表現した作品を多数展示します。日常の風景や記憶、ユーモアと内面的な葛藤が交差するこの展覧会は、アートを通じて「自分らしさとは何か」を考える貴重な機会となるでしょう。
アーティストインタビュー
アーティストたちの個々の思いを知るためのインタビューも実施しています。岡村一輝は「形が変わるものを描く」ことをテーマに、日の記憶や日常を織り交ぜた独自の視点を語っています。ももえは「キャンバスの枠を超えた表現」を目指し、日常の些細な気づきを作品に反映しています。リッチマン・フィニアンは「孤独」をテーマに、記憶や心の内面と対話しながら創作活動に取り組んでいます。
オープニングセレモニー
展覧会の初日にはオープニングレセプションも予定されており、アーティスト自身が在廊し、来場者との交流が楽しめる貴重な機会となります。詳細は下記をご覧ください。
- - 開催日時: 2025年3月14日(金) 18:00〜20:00
- - 場所: tagboat(東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町1F)
- - 入場: 無料・予約不要
開催概要
- - 期間: 2025年3月14日(金) ~ 4月5日(土)
- - 営業時間: 11:00〜19:00
- - 休廊日: 日曜日、月曜日、祝日
アートを愛する皆さん、ぜひ「PLAY GROUND」展に足を運び、自己探求の旅に出てみてください。