リセールバリューへの意識は高まりつつあるが、実態は見えづらい
車を購入する際、リセールバリューを重視する人が増えているというのは、近年の重要なトレンドです。特に中古車市場の活性化やEV化の進展によって、車は「乗る資産」としての位置づけが高まっています。そこで、株式会社ユーポスが実施した「リセールバリューを考慮した自動車購入後のカーライフ実態に関する調査」では、リセールバリューを意識した利用がどのように行われているのかを探りました。調査対象は、20代から50代までのリセールバリューを考えた車の購入者330名。この調査から明らかになったことは、リセールバリューを考慮した購入後も意識的な行動に差があるということです。
意識は高まっている?
調査結果から特筆すべき点は、約80%の参加者が現在もリセールバリューを意識したカーライフを送っていると答えていることです。具体的には、「やや意識できている」が49.4%、そして「常に意識できている」が30.3%で、合わせて約80%の人がリセールバリューを意識した利用ができていると感じていることを示しています。
しかし、リセールバリューに対する意識を高めた人も多く、「やや意識が高まった」が35.8%、「とても意識が高まった」が21.2%という結果から、購入後に意識が強まったと感じる人が多いことがわかります。これには、環境問題や資産価値についての情報が影響しているのかもしれません。
購入後の喫煙意識
一方で、調査において気になる結果もありました。リセールバリューを意識して購入した人の45%が、車内での電子タバコまたは紙巻きタバコの喫煙を許可しているのです。「完全禁煙」とした人が54.2%と多いものの、45%は何らかの形で喫煙を許可しているという事実は、意識しているにしても実際の行動エリアでは緩い傾向が見られます。
駐車環境は?
また、リセールバリューを意識して購入した人の約83%が屋外に車を駐車していることも、車両の資産価値に影響を与える点として注目されます。屋外駐車は直射日光や天候によるダメージを受けやすく、これが今後のリセールに影響しないとは限りません。
メンテナンスはどうか
定期的なメンテナンスに関する意識も、リセールバリューに大きく関わります。調査によると、53.3%の人が「メーカー推奨の時期ごとにメンテナンスを必ず行っている」と答え、一方で41.2%は法定点検のみを実施しているとのこと。ここでも意識と実際の行動との乖離が見受けられる結果となっています。
理想と現実のギャップ
リセールバリューを考慮して購入したにも関わらず、購入時と現在で意識が薄れてしまう理由として、「精神的な窮屈さ」を挙げる意見が36.7%を占めています。このような心理的要因が、最終的には行動に影響を及ぼすようです。
まとめ
今回の調査結果から、リセールバリューを意識したカーライフは実際には多様であり、意識を高めても行動に移せない部分もあると浮き彫りになりました。ユーポスは、リセールバリューを最適化するための情報提供やサービスを提供しています。カーライフを豊かにするための第一歩として、ぜひリセールバリューについての意識を今一度再考してみることが重要です。