医療IoTの新機能
2025-08-21 09:39:13

エイチティトレーディングが医療IoT「バイタルステーション」の新機能を発表

エイチティトレーディング、医療IoT「バイタルステーション」にAI機能追加



埼玉県さいたま市にあるエイチティトレーディングが、在宅医療向けのIoTデバイス「バイタルステーション」に新たな機能を追加し、さらなるサービス向上を図っています。この技術は、山口県宇部市での実証実験を基にした特許技術(特許第7704432号)で、2025年8月7日からクラウドファンディングを通じた資金調達を行います。

プロジェクトの目指すもの



「バイタルステーション」は、血圧や脈拍、体温、血中酸素濃度などを自動で測定し、医療従事者に瞬時にデータを送信できる便利なデバイスです。これにより、在宅での健康管理を手軽に行え、患者やその家族にとっての安心感を提供することを目的としています。特に、操作が不要な点が高く評価されており、多くの人々が利用できるようになります。

医療現場でも大きな影響を与えると期待され、取得したデータはリアルタイムで医療関係者に共有されます。AI技術を用いることで、バイタルデータの異常の予兆を分析し、早期に異常を検知する助けとなります。この機能により、医療従事者の負担が軽減され、患者に対する迅速な対応が可能となるでしょう。

新たな機能の拡張



さらなる自由度と柔軟性を目指して、多職種連携を強化するプラットフォームが計画されています。大規模病院や薬局、介護施設などとの情報共有を進め、医療データの二次利用を行うことで、持続可能な医療体制の構築を促進します。また、厚生労働省が推進する医療DXの方針と調和した形でのシステム設計が進められています。

具体的な効果



新機能によって、処方箋の自動更新が可能となり、医療従事者にとっての便利さが向上します。また、AIによる異常予測アルゴリズムによって、急性症状の発生率を約30%低減することが見込まれています。このような具体的な数値的効果が示されていることは、事業の信頼性を高める重要なポイントでしょう。

実証実験の成果



「波乗りクリニック」において行われた実証実験でも、実際にこのシステムを使用した医療従事者から高い評価を得ており、医療現場での導入が期待されています。患者様の状態をリアルタイムで把握できることによって、安心して診療に臨めるといった声が寄せられています。

クラウドファンディングの詳細



プロジェクトへの支援は、CAMPFIREを通じて可能で、様々なリターンが用意されています。多くの方々にこの医療IoTが普及し、地域医療の質向上に貢献できることを期待しています。

クラウドファンディングの詳細を見る

会社概要



エイチティトレーディングは、2017年に設立された企業で、EC貿易物販業やIT・IoT関連事業に取り組んでいます。今回の取り組みは、医療のデジタル化や効率化を話題にした重要な一歩と言えるでしょう。また、同社は「彩の国ベンチャーマーケットビジネスコンテスト」で特別賞を受賞するなど、その技術とビジョンが評価されています。

まとめ



エイチティトレーディングが新たに展開する「バイタルステーション」は、ただの医療機器にとどまらず、今後の地域医療において欠かせない存在になると期待されています。AIの力を借りた新しい医療体制の構築に向けて、多くの支援を待っています。


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会社情報

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