歌舞伎町の日本舞踊
2025-02-28 13:48:31

新宿歌舞伎町で魅せる日本舞踊「好色一代男」おさらい会

新宿歌舞伎町で開催される日本舞踊の魅力



2025年の初夏、新宿歌舞伎町で日本の伝統舞踊の一環として「好色一代男」のおさらい会が行われます。このイベントは、歌舞伎町の男衆が上方舞の師範である山村若静紀の指導を受け、長い稽古の成果を披露するものです。会期は5月16日から5月23日まで、特に注目すべきは千秋楽の5月23日で、山村若静紀が特別出演し、名作『黒髪』を舞います。

歌舞伎町の男衆が紡ぐ物語


日本文学を代表する井原西鶴の『好色一代男』は、浮世草子の始まりとも言える作品で、浮世之介というキャラクターを通じて、粋な男の生き様を描いています。この伝統を受け継ぐ歌舞伎町の男衆は、彼のような粋人を目指し、日々奮闘しています。男達は上方舞を通じて、より深い風流を学び、表現力を磨いています。

上方舞の魅力


上方舞とは、関西地方で誕生した日本舞踊の一類型で、感情表現に優れた舞い方が特長になります。特にお座敷で行われる舞は抑制が効いており、その中で感情の深さを表現することが重要です。「地唄舞」は、能から派生したものであり、恋愛を描いた「艶物」や動物を題材にした「滑稽物」などが含まれ、多様な表現を楽しむことができます。

今回の舞ざらえでは、10名の踊り手が「高砂」や「松尽くし」など多様な演目を披露し、観客に特別な体験を提供します。この公演は、観客が日常から離れ、舞の世界に浸るひとときとなるでしょう。

見逃せないイベント


皆様にはこのイベントを通じて、歌舞伎町の男衆の熱意と努力を感じていただければと思います。舞ざらえは、ただの発表会ではなく、上方舞の美しさと、伝統文化の重要性を再認識する機会です。参加者一人ひとりの舞は、それぞれが独自のストーリーを秘めています。どうか暖かく見守っていただき、この貴重な時間を共に楽しんでいただければ幸いです。

詳細情報


公演日程は2025年5月16日から5月23日(19時開演、18時30分開場)。会場は新宿歌舞伎町能舞台、アクセスは新宿三丁目駅から徒歩3分、チケットは1000円(1ドリンク付)。

歌舞伎町の文化と歴史に触れ、心温まる日本の伝統舞踊を体感する貴重な機会です。ぜひ足を運んでください。日本舞踊の世界に浸り、粋な男たちの舞を楽しむ一週間をお楽しみに!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
有限会社スクラムライス
住所
新宿区歌舞伎町2-1-2HANROKUビル6F
電話番号
03-6380-3990

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。