タツタ電線が安全教育を強化、LaKeel Online Media Serviceを導入

タツタ電線が取り組む革新的な安全教育

電線・ケーブル事業を手掛けるタツタ電線株式会社が、従業員教育の新たな一歩を踏み出しました。2025年4月から、ラキールが提供する「LaKeel Online Media Service」を導入し、約1,100名の従業員を対象にした労働安全衛生教育の強化を図ります。タツタ電線は従業員の安全と健康を最優先とし、労働災害の防止に積極的に取り組んでいます。

導入に至る背景

タツタ電線グループは、過去において作業経験が浅い従業員が多く、危険感覚や判断力の不足から事故に遭うケースが多かったため、従業員の危険感知能力向上に向けた教育が必要とされてきました。これまでも危険体感センターでの実体験を含む教育を実施してきたものの、さらに効果的な方法を模索していました。その結果、動画配信型教育サービスである「LaKeel Online Media Service」を採用することが決まりました。

採用の理由

このサービスを選んだ理由は以下の5つです。
1. アニメーション動画教材: 従業員の興味を引きやすく、教育に対する抵抗感を軽減。
2. 短時間のコンテンツ: 隙間時間を利用して手軽に学べる。
3. 柔軟なテーマ選択: 各職場に応じた必要なテーマを選べ、実情に即した教育が可能。
4. 個人・集団視聴対応: 個々のスタイルに合わせて学べる。
5. 継続的な学習: 動画による長期的な教育で安全文化の育成にも寄与。

活用の具体例

タツタ電線では、各職場の朝礼時に全員で動画を視聴するなど、能力を活かした運用を行います。基本的に月に3本の動画を視聴し、必要に応じて追加視聴も実施します。職場環境や作業内容に合わせて内容を柔軟に選ぶことができ、教育効果の定着を狙います。

導入担当者のコメント

同社の導入担当者は、「LaKeel Online Media Service」を活用して、フォークリフトの安全運転や5S、ヒューマンエラーの防止に関する教育を、製造部門と事務部門を含む全従業員に対して公平に行うことを目指しています。また、主体的に安全・衛生教育を捉えられる体制を作り、全体の安全意識を高める取り組みを通して、安心して働ける環境づくりに努めています。

タツタ電線の紹介

タツタ電線株式会社は、1945年に設立され、大阪府東大阪市に拠点を置く企業で、電線、ケーブル、電子材料の製造と販売を行っています。長い歴史を持つ同社は、社会インフラからエレクトロニクス分野に至るまで、幅広い分野でその技術力を発揮し、高い評価を得ています。

「LaKeel Online Media Service」の特徴

「LaKeel Online Media Service」は、企業向けの動画配信型教育サービスで、従来のeラーニングにおける課題を解決しています。TPACKを基に制作されたアニメコンテンツは短時間で学べ、高い学習効果を期待できます。このサービスは、日常業務の合間を利用して学習を進められることが魅力です。これにより、点の学習から線の学習へと進化し、より効果的な教育を実現します。