初心者からプロまで活用できるRaise3Dの新型3Dプリンター「E3」

Raise3Dの新たな境地、「E3」の登場

日本3Dプリンター株式会社が、信頼できるブランドRaise3Dの新製品「Raise3D E3」を発表しました。エントリークラスの3Dプリンターとして、初心者からエンジニアまで幅広いユーザーにお勧めできる高機能を兼ね備えています。

高速造形と多様な機能を搭載

Raise3D E3は、E2/E2CFシリーズの後継機であり、独自のIDEX（独立ダブルエクストルーダー）構造を継承しています。この技術により、異なる素材を同時に使用したり、デュアルカラー印刷を行うことができます。さらに、最高速度200 mm/sの高速造形にも対応し、操業効率が大幅に向上しました。ミラー造形やデュアル造形により、生産性が高まるのです。実際、同じモデルを同時に印刷することで、スループットを最大化することが可能です。

信頼性とユーザビリティの向上

新たに搭載されたフィラメント切れセンサーや停電復旧機能により、長時間の印刷も安心して行うことができます。印刷精度も非常に高く、エンジニアリンググレードの要件を満たす機能的なプロトタイプの製造が可能です。これにより、研究から本格的な製造への移行がスムーズに行えるため、短期間でのバッチ生産が実現します。

クリエイティビティの向上をサポート

E3は、オートベッドレベリング機能により、プリント準備の時間を大幅に短縮します。9ポイントのレベリング機能が搭載されており、平坦な母材に直接造形することも可能です。これにより、新たなクリエイティブの可能性が広がります。

繊維強化材料に対応

E3は、SiCノズルを利用した繊維強化フィラメント用のプリントヘッドを搭載しており、PET CFやPPS CFなどのさまざまなフィラメントに対応しています。この機能を活かすことで、一貫性のある印刷プロセスが保証されます。また、アイロニング機能と最新のHyper Speed PLAフィラメントの組み合わせにより、高精度なパーツ造形が実現します。

改良されたビルドプラットフォーム

ビルドプラットフォームの薄型化とマグネットの全面配置により、熱伝導率が大きく改善されました。これにより、ベッド上の熱均一性が向上し、加熱までの時間も短縮されています。

高速化の新基準

さらに、従来のPro3モデルに装着が必要だった高速化アップグレードキットが不要になりました。モーターの性能向上と内部アルゴリズムの更新が功を奏し、振動が大幅に抑制されています。

まとめ

Raise3D E3は、初心者からプロフェッショナルまで幅広く活用できる3Dプリンターとして、安定性と効率性、使いやすさを兼ね備えています。多彩な機能により、ユーザーの期待を超えるクリエイティブな成果を実現してくれるに違いありません。更なる詳細は、日本3Dプリンター株式会社のウェブサイトをチェックしてください。