2025年「全国夏いちご選手権」を開催へ!
日本野菜ソムリエ協会が主催する「第1回全国夏いちご選手権」が、2025年7月30日(水)に大阪で行われることが決まった。この選手権では、全国各地から集まった夏いちごの中で、料理のプロである野菜ソムリエが最も美味しい品を選出する。
夏いちごの注目度が高まる理由
iいちごといえば、一般的には冬から春にかけてが旬とされてきた。しかし最近になって、標高の高い地域や冷涼な気候を利用した夏いちごの生産が注目を集めている。農家による新しい試みもあり、夏に新たなブランドとしての確立を目指す動きが広がっている。
日本野菜ソムリエ協会は、この選手権を通じて夏いちごの魅力を広め、地域農業の活性化や新たな消費シーンの創出を目指している。審査員には、同協会の資格を持つ野菜ソムリエが名を連ね、各地から集まった夏いちごの食味を公平に評価。審査には、生産地や品種などの情報が伏せられており、純粋に食味だけで選ばれる。
審査の流れとエントリーについて
審査の詳細
審査は、2025年7月30日の12時から14時に行われ、NSE貸会議室(大阪市北区西天満)で実施される。出品された夏いちごは、品種と生産者の情報が隠された状態で評価されるため、アノニマスな評価が行われる。また、選手権の結果は、同日中に日本野菜ソムリエ協会の公式Instagramで発表される予定だ。
エントリーの情報
エントリー期間は、2025年7月21日(月・祝)まで。出品料は1品につき11,000円(税込)となっている。参加条件としては、全国の夏いちご生産者や、販売に関わる方々が対象で、審査用として50粒の生食用夏いちごの提供が求められる。
この選手権は、夏いちごを取り巻く新たなシーンを創出するための重要なステップになるだろう。審査員のフィードバックを受けることにより、選出された生産者は今後に活かせる貴重な経験を得られる。さらに、受賞することでブランドイメージの向上や販路の拡大も期待できる。
全国青果物選手権について
この選手権は、野菜ソムリエたちが選出する全国青果物選手権の一環であり、各地の優れた農産物の評価を行い、日本の農業活性化に寄与することを目指している。青果物の選別・評価を通じて、生産者のサポートと共に、味の素晴らしさを社会に伝えたいという願いが込められている。過去の受賞者たちは、評価を受けることで自身の生産物の質を改良し、新しい市場を見出すことができた。
野菜ソムリエとは?
また、野菜ソムリエとして活動する人々は、農産物に関する豊富な知識を持ち、その魅力や価値を広める役割を果たしている。彼らは、家庭での健康を高めるための選択肢を家族や友人に提案したり、社会貢献も視野に入れた活動を続けている。2025年3月末現在、累計受講者数は72,091名に達しており、多様な活動を展開している。
この夏いちご選手権では、今後のいちご生産におくかる新たな可能性感じることができ、地域経済の活性化にも寄与する素晴らしい機会といえるだろう。ぜひ、夏の味覚「夏いちご」の魅力を感じてみよう。