沖縄サントリーアリーナが新たに始まる第2期運営
沖縄県沖縄市に位置する沖縄サントリーアリーナが、2025年4月1日から第2期の指定管理運営をスタートします。管理を行うのは引き続き沖縄アリーナ株式会社で、指定期間は2025年から2030年の5年間です。
この度の指定管理者選定に際しては、沖縄市が行った公募の結果として沖縄アリーナ株式会社が再度選定されました。選定理由の一つには、沖縄アリーナの設置目的に基づくスポーツや文化の振興、地域活性化に貢献するための提案が評価されたことが挙げられています。また、沖縄アリーナが地域への影響を高めたり、安定した運営によって市の財政負担を軽減することが求められています。
沖縄アリーナ株式会社は、第1期の運営において、公的資金である「指定管理料」を受け取らずに独立した経営を実現しました。この取り組みは、全国的にも類を見ないものであり、民間の力で収益を生み出し、その結果を地域に還元する釈明といえるでしょう。
自立型運営の強み
沖縄アリーナ株式会社の特徴は、ハードとソフトが一体となった運営体制です。これにより自立的な経営を行いながらも、地域経済の循環と活性化に貢献することを目指しています。
第2期の運営では「地域共栄型のアリーナ」の概念を掲げ、市民と共に歩むアリーナ作りを進めていく方針です。地域資源を活用したり、雇用の創出、また文化イベントの開催支援などを通じて地域課題に直面しながらも、持続可能な成長を実現することが期待されています。
沖縄市は、県内で人口第二位の都市として中部地域の中心を担う活気にあふれた街です。沖縄アリーナ株式会社は、この魅力ある地域をさらに輝かせるために、市民の皆様に愛される、誇りに思っていただけるアリーナの運営に努めてまいります。
沖縄市との連携
これから沖縄サントリーアリーナが、地域の誇りとして位置づけられ、地元の人々にとって欠かせない存在であり続けるために挑戦を続けます。今後とも皆様のあたたかい支援と愛情をお願い申し上げます。
第2期の管理概要
- - 指定管理者:沖縄アリーナ株式会社
- - 指定期間:2025年4月1日〜2030年3月31日
- - 管理施設:沖縄アリーナ(通称:沖縄サントリーアリーナ)
- - 所在地:沖縄県沖縄市山内1丁目16番1号
この指定管理者制度は、2003年に地方自治法が改正されて始まりました。公の施設の管理を民間に委託することで、市民の多様なニーズに応えられる制度です。沖縄市では2006年からこの制度を導入し、現在53の施設で指定管理者による運営が行われています。