アイモバイルが新たな広告運用サービスを発表
株式会社アイモバイルが、メディア企業向けに自社ブランドのアドプラットフォームを簡単に立ち上げることができる「アドネットワークOEM」という新サービスを始めました。本サービスは、特に3rd Party Cookieの制限やプライバシー規制の強化が進むデジタル広告市場において、広告事業の新たな選択肢を提供します。
デジタル広告配信の新時代
近年、広告配信の方法が大きく変わりつつあります。3rd Party Cookieの利用が制限される中で、メディア企業の保有する1st Party Dataの重要性が増しています。これにより、メディア企業が自らの媒体を利用して広告を配信することに対する関心が高まっています。しかしながら、アドプラットフォームの構築には高い技術力やシステム開発が必要で、多くの企業にとってそのハードルは非常に高いものでした。
「アドネットワークOEM」の特徴
アイモバイルの「アドネットワークOEM」は、これらの課題に対処するために開発されたソリューションです。具体的な特徴は以下の通りです。
- - セルフサーブ型の広告媒体化:広告主や代理店は管理画面を通じて、自分たちでキャンペーンを作成したり、クリエイティブを入稿したり、レポートを確認したりできます。これにより、広告主とメディア企業はより効率的に直接取引を行えるようになります。
- - 多様な広告フォーマットへの対応:Webサイトやアプリに対応したさまざまな広告形式を提供し、収益機会を広げます。バナー広告からネイティブ、インタースティシャル広告まで、多彩な選択肢が用意されています。
- - 運用を一元管理する専用ダッシュボード:運営に関する全ての作業を一つのダッシュボードで完了できる使い勝手の良さが特徴です。クリエイティブの審査や収益レポートのチェックなど、必要な情報が整然とまとめられているため、業務効率が大幅に向上します。
アイモバイルはこれを通じて、多様なメディア企業が持続可能なビジネス成長を遂げる支援を行います。
業界への影響
この新サービスは、メディア企業にとって大きな可能性を秘めています。自社ブランドでの広告運用が可能になることで、収益の増加だけでなく、ブランド価値の向上にもつながるでしょう。また、1st Party Dataの活用機能は次回のアップデートで追加予定とのことで、今後の進化も期待されます。
アイモバイルについて
株式会社アイモバイルは、東京都渋谷区に本社を構える企業で、インターネット広告事業を中心に、さまざまなマーケティング施策を展開しています。自身のビジョンである「ひとの未来に貢献する事業を創造し続ける」という目標に向けて、テクノロジーを駆使したサービスの提供を行っています。300以上のパートナー企業と連携し、自社ネットワークを活用することで、より強固な広告運用の支援を行っています。
今回は、アイモバイルが新たに提供するアドネットワークOEMに注目し、今後の展開が益々楽しみであることを伝えます。広告業界の未来を切り開くこのサービスが、どのようにメディア企業に受け入れられ、成長を助けるのか、引き続き注視していきたいと思います。