FRAMAが渋谷PARCOに海外1号店をオープン
2025年9月17日、デンマークのデザインスタジオFRAMA(フラマ)が東京・渋谷PARCOに海外初の店舗を開店しました。運営を行うのはFRAMAの日本総輸入代理店である株式会社ビオトープで、ショップは渋谷PARCO 3階に位置しています。
渋谷PARCOの新しい顔
渋谷PARCOの3階は、「グローバルニッチ」をキーワードに全館をリニューアルした結果、「Advanced Contemporary」をテーマにした独自性のあるショップが集まっています。この階は、東京のインディペンデント感を表現し、様々な文化が融合したフロアとなっています。FRAMA渋谷PARCOでは、ハンドケア、ボディケア、フレグランスからなる商品のラインアップを通じて、感情に寄り添い、静かな内省を促進する没入型の空間を創造しています。
FRAMAの理念とケアコレクション
FRAMAのデザインスタジオは2011年にコペンハーゲンで設立され、人と人との感覚的なつながりを重視したオブジェクトや空間デザインを追求しています。特に同社のケアコレクションは、上質な素材を使用し、デンマークで丁寧に製造されています。歴史的な薬局、St. Pauls Apotekからインスパイアされたこのコレクションは、場所や記憶から着想を得た香りとシンプルで普遍的なデザインのパッケージが特徴です。例えば、ニュアンスカラーのイタリア製ガラスボトルは、目を惹く美しい存在感を放ちます。
日本の職人との共同作業
FRAMAの空間デザインは、クリエイティブディレクターのニルス・ストロイヤー・クリストファーセンが監修しています。しかし、その設計は大阪のデザイン事務所DRAWERSが担当し、日本の素材を用いた美しく機能的な空間を実現しました。店舗の壁は日本の左官職人の手によって仕上げられており、FRAMAの思想を日本に根付いた方法で表現することに意義を見出しています。また、店内の什器はコペンハーゲン店舗でも使用されているもので、特に航空機のギャレーをモチーフにしたデザインのステンレス製シェルフが印象的です。
限定商品と新作フレグランス
オープンを記念して、FRAMAのロゴ入りトートバッグとキャップが数量限定で販売されます。また、新作フレグランス「Painted Desert」が先行発売されることも発表され、これがFRAMAのビジョンを体現した香りとして注目を集めています。このフレグランスは、砂漠の静寂さと躍動感を表現し、セージやフランキンセンス、シダー、サンダルウッドを基にした香調が特徴です。
FRAMA渋谷PARCOの詳細
FRAMA渋谷PARCOの住所は東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 3Fで、営業時間は11:00から21:00まで。取り扱い製品はハンドケア、ボディケア、フレグランスなど多岐にわたります。公式サイトやSNSで最新情報を随時チェックすることもできます。
この新しい店舗は、自身の感覚を再発見できる空間となっており、訪れる人々にユニークな体験を提供することを目的としています。今後の展開にも期待が寄せられます。