荏原商事と茅野市の新たな取り組み
荏原商事株式会社と茅野市が地域の水道施設に関する新しいパートナーシップを結び、再生可能エネルギーを活用した水道インフラの強化を図ることが明らかになりました。これは、地球温暖化に対する取り組みの一環として、「災害時における支援に関する協定」を締結したものです。
小水力発電の導入
荏原商事は、同社が設置した小水力発電設備を使用し、埴原田配水池での発電事業を開始します。これにより、停電時でも100%の再生可能エネルギーを使用して水道施設を運営することが可能になります。この自立運転機能は、全国でも数少ない先進的な試みとなります。
災害対応への貢献
加えて、災害時には避難者が使用できるスチームシャワーを無償で提供し、衛生面でも大きな役割を果たします。また、ポータブル蓄電池を用意し、避難者が携帯電話の充電やスチームシャワーの利用ができるように配慮されています。
具体的な発電量と収益
荏原商事は、年間108,000kWhの発電量を見込んでおり、これは一般家庭約27世帯分に相当します。売電収入の一部は茅野市の収益となる見込みで、地域経済にも寄与することが期待されています。
未来の展望
荏原商事は今後も、上下水道や民間工場の設備を通じてさらなる省エネの推進を目指します。脱炭素社会への貢献として、再生可能エネルギーを基にした新しい技術やソリューションを提供し続ける所存です。
SDGsへの貢献
本プロジェクトは、SDGsの7番(エネルギー)、9番(産業)、11番(持続可能な都市)、13番(気候変動)、17番(パートナーシップ)のゴールにも寄与しています。環境意識を高め、地域社会とともに持続可能な未来を築くことが目標です。
会社概要
荏原商事株式会社は東京都中央区に本社を置き、上下水道設備や環境関連施設の設計・施工・販売などを行っています。再生可能エネルギー事業にも力を入れており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。
お問い合わせ
詳細な情報は荏原商事の公式ウェブサイトまたは担当者までお問い合わせください。電話(03-5645-0155)、メールアドレス(
[email protected])が利用可能です。