働き盛り世代に知ってほしい認知症の実情
静岡県沼津市では、認知症に関する理解を深めるための講演会を開催します。この講演会は特に働き盛り世代に向けた内容で、若年性認知症について知る絶好のチャンスです。認知症は一般的には高齢者に多く見られる病気ですが、65歳未満で発症した患者は「若年性認知症」と呼ばれます。この若年性認知症は、職業を持つ世代が抱える独自の課題を伴います。
若年性認知症の影響
若年性認知症は、発症する時期が早いため、就労や経済的な面でも大きな支障をもたらす可能性があります。そのため、ご本人だけでなく、ご家族の生活にも深刻な影響を与えることがあります。このような現実を考慮し、沼津市では特にこのテーマに焦点を当てた講演会を企画しています。
講演会の詳細
今回は『若年性認知症の母と生きる』というタイトルで、フリーアナウンサーの岩佐まりさんをお招きします。講師は、55歳で物忘れが始まり、60歳で認知症と診断されたお母様の介護を通じた体験を語ります。彼女は、認知症の初期症状から重度化するまでの長い闘病生活を支えてきた中での、母に対する深い愛情と介護の現実を、参加者の皆さんに伝えます。
岩佐さんが語るのは、若年性認知症と診断されるまでの経緯や、ご家族の思い、そして介護を通じて感じ取った様々な気持ちです。彼女の経験に基づくメッセージは、参加者に深い気づきをもたらすことでしょう。講演では、認知症を理解することが、ご自身やご家族の生活にどのように役立つのかについても考察されます。
講演会の開催情報
この講演会は、令和7年1月26日(日)に開催されます。時間は午後2時から午後3時30分までで、受付は午後1時30分から行います。会場は、プラサヴェルデの3階コンベンションホールBです。主催は沼津市長寿福祉課で、認知症に関心のある方はぜひご参加ください。
申し込み方法
参加を希望する方は、電話または専用フォームから申し込むことが可能です。以下のリンクから簡単に申込できます。
専用フォームはこちら
この講演会は、働き盛り世代が直面する現実を知る貴重な機会です。皆さんの参加をお待ちしています!