Ideinと清水建設が協業
2024-07-18 13:29:02

エッジAIのIdein、清水建設と協業しスマートビル普及を加速!AIカメラで人流データ分析、新たなビジネスチャンスを生み出す

エッジAIとスマートビルが融合!Ideinと清水建設の協業でビル運用が進化



近年、IoT技術の進化により、建物内の様々な設備を連携させる「スマートビル」が注目されています。空調や照明、エレベーターといった設備はもちろん、清掃ロボットや警備システムなど、様々な機器がネットワークで繋がったスマートビルは、省エネやセキュリティ、快適性などの向上に貢献します。

しかし、メーカーや設備機器ごとに異なるシステムが混在している現状では、これらの機器を統合的に管理・運用することが難しく、スマートビルの導入には大きな課題がありました。

この課題を解決するため、エッジAIプラットフォーム「Actcast」を提供するIdein株式会社と、建物運用デジタル化プラットフォーム「DX-Core」を運営する清水建設株式会社は、両社の技術を融合した協業を開始しました。

ActcastとDX-Coreの連携で、よりスマートなビル運用を実現



Actcastは、AIカメラなどのエッジデバイスを遠隔で監視・運用できるプラットフォームです。様々な場所における大規模な運用実績を持ち、特に商業施設などで高い評価を得ています。

DX-Coreは、清水建設が開発した建物運用のためのプラットフォームです。建物の設備機器を統合的に管理し、様々なデータを取得することで、効率的なビル運用を支援します。

この協業によって、ActcastとDX-Coreが連携することで、スマートビルの運用をより効率化し、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されます。

AIカメラで人流データ分析、マーケティングや空間デザインに活用



今回の協業では、清水建設本社や新虎安田ビルなどにAIカメラを設置し、人流や属性データなどを収集します。

これらのデータはDX-Coreに連携され、以下の用途で活用されます。

商業施設のマーケティング: 顧客の動線や滞在時間などのデータを分析することで、より効果的なマーケティング施策を実施することができます。
会議室の混雑状況可視化: 会議室の利用状況をリアルタイムに把握することで、会議室の予約システムや空調制御などを最適化することができます。

環境データ取得で省エネ化、快適性向上にも貢献



今後は、環境センサーも設置し、温湿度データなども取得する予定です。これらのデータは、ビル内の空調や換気システムの最適化に役立てられます。

LLM App on Actcastでビジネス価値を加速



Ideinは2024年5月に、ActcastとマルチモーダルLLM(Multimodal Large Language Models)を連携させた画像解析ソリューション「LLM App on Actcast」を発表しました。

この技術を活用することで、AIアプリ開発の負担を軽減し、様々な用途でエッジAIを導入できるようになります。

未来を見据えた都市OSへの発展



Ideinと清水建設は、今回の協業を通じて、スマートビルの進化だけでなく、都市全体のデジタル化にも貢献していくことを目指しています。

複数の建物内外を有機的に繋げることで、都市OSの形へと発展させ、スマートシティの実現を目指していきます。Actcastは、スマートシティ実現において重要な役割を果たすことが期待されます。

Idein株式会社について



Idein株式会社は、エッジAI技術を活用したサービス開発を行うスタートアップ企業です。

Actcastは、世界でも類を見ない高い技術力により、安価な汎用デバイスでも高速な深層学習推論を実現します。

Ideinは、今後もパートナー企業と共に、AI/IoTシステムの普及に貢献していきます。



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会社情報

会社名
Idein株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-4-13
電話番号

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